水徒然

水に関する記事・記録・感想を紹介します。水が流れるままに自然科学的な眼で
解析・コメントして交流できたら最高至福です。

口蹄疫の感染に係る記載を調べました。(その5:発生メカニズム)

2011-02-21 | 日記

 既報の記載を参考にして、google画像検索から引用した口蹄疫の発症に係る記載を
鳥インフルエンザと対比して整理してみました。
また、世界の口蹄疫、鳥インフルエンザの発生状況を文末に記載しました。

既報(その1):渡り鳥など野鳥からの伝染が濃厚であり、「餌(えさ)および水」を求めて、火山灰、黄砂などで汚染されていない経路を飛来して、好みのえさが豊富にありそうな養鶏厩舎、家畜厩舎が存在する地域の河川、湖沼、近隣にインフルエンザウィルスを撒き散らしたため鶏が感染した」と個人的には考えています。
既報(その2):口蹄疫と鳥インフルエンザはBSEと比較して伝染経路などよく似ているようです。また、口蹄疫と鳥インフルエンザのウィルスの電子顕微鏡写真を比べてみると、口蹄疫ウィルスは球形で約30nm(0.03μm)と小さく、鳥インフルエンザウィルスは棒状で約50nmφ×100nmLと大きいことがわかります。エアロゾルとしての挙動が自ずから異なることが推察されます。 サブミクロンオーダーのインフルエンザウィルス(蛋白質から構成されている)とミクロンオーダーの黄砂などの大気中の微粒子(シリカ系化合物から構成されている)とが大気中の水分の影響によってどのような状態で共存もしくは電荷的に複合化しているか?
 インフルエンザウィルスと比べて、約1000倍ほど大きな約30μmΦの花粉は大気中の水分が少ないときは静電気によって衣服などにくっつくことはよく言われていますね。
 電子顕微鏡写真による実証が必要ですが、
ウィルスのように小さいほうが静電気でくっつき易いかも知れません。

複合化例:ウィルスの電荷、官能基によっては砂(シリカ(SiO2)系化合物)と複合化する可能性があると想われます。

      (google画像検索から引用)
既報(その3):流跡線解析によって”黄砂、火山灰などからなるエアロゾル(インフルエンザウィルスも含有していると推定される)”が風向きなどによって、どのように東アジア地域の大気中に滞留、飛来しているかを推定することができる。下図の引用の雲の位置が以前の調査より高く、また、黄砂の舞い上がる位置も高いようですが、風(気流)の強さの違いなのか?
関連投稿:
大気圏における気温に影響する水蒸気を含む気体について調べました。
 


 (google画像検索から引用)

既報(その4):「鶏」の飲食生活には砂が必須ということです。大気中に微細な黄砂、火山灰粒子、インフルエンザウィルスなどから構成されているエアロゾルからの砂の影響「鶏」のほうがのを受けやすいのでは?また、牛は草を食べると同時に(地面に落ちている)釘や鉄片などもドンドン飲み込んでしまう習性があるとのことです。口蹄疫感染との係りは?

口蹄疫発症状況:2010-4-23

 

鳥インフルエンザ発症状況:

 (google画像検索から引用)

⇒これらと世界の黄砂発生状況、火山帯活動、偏西風などの自然現象との関連の有無、および、各ウィルスの温度、湿度に対する耐性、発症季節を調べていきます。推理小説紛いの感想に対して、ご意見、コメントを期待しています。


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
毎日 (masa)
2011-02-23 22:04:52
見ました。
返信する