水徒然

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口蹄疫の感染に係る記載を調べました。(その4:牛と鶏の比較)

2011-02-20 | 日記

 "先に、投稿しました「口蹄疫の感染に係る記載を調べました。(その) 」 "に引き続いて、口蹄疫ウィルスによって発症する偶蹄類の動物で食糧の代表である「牛」鳥インフルエンザウィルスによって発症する「鶏」の消化器官の構造および飲食生活の違いに係る記載を調べました。

⇒投稿の結論として「鶏」の飲食生活には砂が必須ということです。焼き鳥屋などで何気なく食していたけど、大気中に微細な黄砂、火山灰粒子、インフルエンザウィルスなどから構成されているエアロゾルとの関連からの影響を「鶏」のほうがのを受けやすいのでは?と想われました。

以下、その概要を調べて、記載しました。

1.牛の飲食活動
牛肉ランド「牛肉の胃」によれば、

http://www.gyunikuland.com/naizo/naizo-i.html
(胃の役割について抽出いたしました。)

「人間と違い、牛には第1~4胃までの4つの胃が存在します。しかし、全部が胃の働きをしているか・・・といわれると、そうではありません。・・・牛の胃は「複胃」といい、・・・そのうち人間の胃と同じような役割をしているのは第4胃のみ。第1~3胃に関しては、一度食べた草を反芻(はんすう)するための機能となっています。ちなみに、一番大きな胃(第1胃)の容積は約100リットル・・・この中にいる微生物が分解した草の成分は、牛の大切な栄養源となっています。・・・
 牛の第1胃(ルーメン)は、植物の繊維を分解する役割があります。・・・切り開いた形が蓑傘に似ていることから「ミノ」と呼ばれています。・・・
 牛の第2胃(蜂の巣胃)には、エサを食道まで押し戻す・・・という大切な役割があります。名前のとおり、形状が「蜂の巣」に似ていることから名付けられました。ミノ同様、独特の臭みがあるので下処理は欠かせません。・・・
 牛の第3胃(葉胃)には、第4胃に入るものの量を調整する役割があります。水と栄養物を吸収するとともに、大きなエサをより分けて第1~2胃へと反芻する機能もあるとか。センマイという言葉は、内壁(ボツボツ状の襞)を現した「千葉(チョニョブ)」という朝鮮語が語源となっています。・・・
 牛の第4胃(アボマズム)では胃液の分泌が見られ、人間の消化器と同じ役割があるとされています。赤みがかった色と程よい脂肪、濃厚な味わいが特徴といえるでしょう。・・・

牛の胃に隠された真実
 
牛はキラキラ光るものが大好きで、それらを見つけると「自分のものだ!」とばかりに飲み込んでしまう性質の持ち主。よって、エサである草を食べると同時に(地面に落ちている)釘や鉄片などもドンドン飲み込んでしまいます。それらは牛の胃を傷つけてしまう・・・」

              (google画像検索から引用)
2.鶏の飲食活動
食の生活 110番 Q&A 「砂肝」によれば、

http://home.tokyo-gas.co.jp/shoku110/chie/579.html
(一部割愛しました。)

「・・・「砂肝」とは鶏の胃袋の一部で、「砂嚢」という部位のことです。小売名で「砂肝」「砂袋」(関西では「砂ズリ」)などといいます。肝と書くので、「肝臓(レバー)」を思い浮かべますが、肝臓の一部ではありません。  鳥にはくちばしはありますが、歯が無く消化液もあまり出ません。そのため、胃が前後二つに分かれていて、段階的に消化しています。前半の胃は「そのう」(生物学的には「腺胃」)といい、消化液が分泌されますが、ここで消化しきれなかったエサが、後半の「砂嚢」(生物学的には「筋胃」)と呼ばれる胃で細かく消化されます。特に鶏のエサとなる穀類などの表皮は硬く、なかなか消化できないので、鶏にとって砂嚢は大切な消化器官といえます。鶏の砂嚢はピンポン玉くらいの大きさの小袋で、袋の内側は狭く、分厚い筋肉の壁にこぶのような突起があります。鳥はエサと一緒についばんだ小石や砂を砂嚢にため込み、この石を使って食物をすりつぶし、消化を補っているのです。 砂嚢の中の石は磨耗し、その後排泄されてしまう為、鳥は常に小石をついばんで、胃に入れておく必要があります。飼育されている鶏は飼料で育てられているため、小石は食べていないように思いますが、人間が離乳食だけでは成長しないのと同様、ニワトリの成長にも硬い食べ物が必要です。そのため、飼料にトウモロコシやカキの殻、粒状の炭酸カルシウムなどを加えて、胃の発育や卵殻の質を向上させることもあります。 私たちが市場で目にする砂肝は、鶏の砂嚢を切り開いて水で洗い、皮や筋を取り除いて食べやすい状態にしたものなので、小石や砂が入っていることはありません。」

 (google画像検索から引用)


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1 コメント

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毎日 (masa)
2011-02-20 02:59:37
見ました。
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