先に、投稿しました「エアロゾル」に係る記載を調べました。(その1、2、3、4、5、6、7)」を参考にして、将来の食糧の自給の安定および食品物価の安定を阻害する口蹄疫、鳥インフルエンザなどに係る記載をエアロゾルとの関連で調べてきました。
第一段階として、なぜ宮崎県が昨年の口蹄疫、今年の鳥インフルエンザに感染しやすいのか?次は、なぜ昨今の口蹄疫が韓国のみで発生しているのか?大きな疑問でありました。
今回から、口蹄疫の感染に係る記載を中心に調べていきます。
YOMIURI ONLINE
「北朝鮮で口蹄疫被害拡大…公式メディアが初報道」によれば、http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110211-OYT1T00282.htm
(2011年2月11日11時53分 読売新聞)(一部割愛しました。)
「・・・朝鮮中央通信は10日、北朝鮮全域で家畜伝染病の口蹄疫による被害が拡大していると報じた。北朝鮮の公式メディアが口蹄疫発生を伝えるのは初めて。同通信によると、昨年末に平壌(ピョンヤン)で発生し、黄海北道(ファンヘプクト)、江原道(カンウォンド)など8道に拡大。全国で牛と豚計約1万頭に感染し、数千頭が死んだ。政府は金洛姫(キムラクヒ)副首相を委員長とする国家獣医非常防疫委員会を設置。拡大防止のため、住民の移動制限や消毒作業などの措置を取っている。・・・」
⇒朝鮮半島で口蹄疫が発症しやすいことがわかりました。 今まで非公開?、もしくは 先に、発症した消毒作業を実施している韓国から野鳥が逃避しての伝染?
財政破綻している北朝鮮としてはわが国以上に深刻な国情であると想われます。
国内で発症した鳥インフルエンザの発症メカニズムについては、既報(その1,2、3、4、5、6、7、8)から、
「 渡り鳥など野鳥からの伝染が濃厚であり、「餌(えさ)および水」を求めて、火山灰、黄砂などで汚染されていない経路を飛来して、好みのえさが豊富にありそうな養鶏厩舎、家畜厩舎が存在する地域の河川、湖沼、近隣にインフルエンザウィルスを撒き散らしたため鶏が感染した」と個人的には考えています。
(google画像検索から引用)
今回の朝鮮半島(韓国、北朝鮮)で感染した口蹄疫について、わが国(宮崎県でのみ感染)への波及を予防するためにも、渡り鳥が避けると想われる”黄砂、火山灰からなるエアロゾル”が風向きによって、どのように東アジア地域の大気中に滞留、飛来しているかを既報(その7)で記載した地球環境研究センターの流跡線解析などについて調べる予定です。