みなさん、こんばんは。
今日の関東地方は久しぶりの猛暑。35℃超を記録した観測地点も続出で、暑さに辟易とした方も多かったのではないでしょうか。この暑さ2週間ほど続くとの予報も出ていますが、2週間くらいならなんとか踏ん張れそうな気もします。
さて、今日は本の紹介です。
まず本書では、セールスの定義を広義的にとらえていて、商品を直接売るだけでなく、人に行動を起こさせたかったり、説得させたり、納得させることもセールスの一部であると説いています。
したがって、著者によると、ほとんどの人がセールスに関わっていることになるということです。
また、セールスに対する、私たちのイメージ(主に悪いもの、売りつけられる、押しが強いなど)と、大学教授による研究で、営業成績との関連性の相関が低いことを説明しています。
このあたりになると、なるほど~って感じで読み入ってしまいます。
そして、インターネットおよびSNSの発達により、情報の非対称性(一方だけが情報を持っており、優位に立つ)という状況が生まれにくくなっている現状からも、セールス自体が過去のイメージのままでは成り立ちにくいと述べています。
この新たなセールスのABCは、①同調、②浮揚力、③明確性があり、これに人を動かすための重要な能力として、ピッチ、即興(インプロ)、奉仕が必要だと結論付けています。
この字面だけだと、なんのこっちゃわかりませんが、本書は平易な文章と、サンプルケースが明示されているため、読了後の理解度はまずまずのぞめると思います。
営業職の人はもちろん、そうでない人もおススメです。
それでは、今日はこの辺で。また、明日!