みなさん、こんばんは。
今日は木枯らし1号が吹き、とても寒い一日でした。平年よりは遅いそうですが、いよいよ冬の到来も間近といったところでしょうね。
さて、今日は本の紹介です。
これは、財務省の元役人が書いた、消費税増税論の本です。
あれこれと、増税がいかに適切であるか述べていますが、数字のカラクリが次から次へと説明されるので、いかんとも・・・
正当性はあるようにも思えますが、消費税増税反対の論理も読んでみないと、適切な判断はできないかもしれません。
ただ、法人成りと役員報酬の給与所得控除の説明に関しては、納得がいきませんでした。法人と個人は別人格なので、それを言ってしまったら、法律に矛盾すると思いました。
百歩譲って、その論理が正しかったとしたら、役員賞与を損金算入にしないとつじつまがあいませんが、そのことには言及されていませんでした。
ただ、今後消費税の方向性を考えるには、本書を参考として読むのは、有用だと思います。
それでは、今日はこの辺で。また、明日!