みなさん、こんばんは。
今日は、雨が降ったり止んだりで、今イチパっとしない天気でした。
さて、今日は久しぶりに小説の紹介です。
小野不由美さんの十二国記シリーズからです。
十二国記シリーズは、NHKでアニメ放送もされていますが、やっぱり本作が一番胸のすく感じがして、好きな方も多いのではないかと思います。
この物語、前半は特にねちねちと言うか、人の嫌な部分だったりがふんだんに出てきますし、それにも増して、自分の不幸を他人やその状況のせいにしたり(私もやりがちですが、同意される方も多いのでは・・・)で、ちっとも面白くもありません。
ただ、後半に向けて、主人公たちが成長していく様と、そして水戸黄門の印籠的な感じのクライマックスは、感動しますし、何よりも「こうでなくっちゃ!」と思えるようになっていることが、この作品が人気の所以なのではないでしょうか。
ちょっと時間があって、勧善懲悪を欲している人は、是非読んでみてください。
それでは、今日はこの辺で。また、明日!