工房 手土手 やきもの暮らし

土に触れ、土と戯れる日々の記憶
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横浜 馬車道

2021-11-30 14:27:00 | 日記
今日から、横浜馬車道駅からすぐの仲通りギャラリーにて、Session in 馬車道に参加しています。



日展の会友の作家さんを中心とした作品展で、私は地元の作家 波多野安希さんからお誘いを受けて初めて参加しました。
波多野安希さんの陶オブジェ


私は小品2点で参加しています。
そのうちの一つは干支香炉

染色、裂織り、ステンドグラス、陶芸、油絵、水彩、版画、木彫など、様々なジャンルの方が集っています。





会期は12/4土曜日までです。
お立ち寄り頂ければ幸いです。


トラになります

2021-11-12 09:50:00 | 日記
来年の干支は虎。

工房の中は、まさにトラトラトラです。


招きトラに土鈴、タタラ作りに粉引と、色々作ってみました。

そしていつもの組み上げタイプもいくつか作っています。
これをカットして組み上げてトラにしていきます。
どんなフォルムにしようかな。





干支飾りのワークショップ

2021-11-02 22:50:00 | 日記
秦野にある手作り雑貨のお店 うさぎのしっぽ でのワークショップ。
12の干支を3回に分けて作って頂きました。



本日は最終回。ネズミとウサギとイノシシとサルを作りました。
これまでと同じように、丸くカットした粘土を瓦煎餅のように丸めて、それぞれの特徴を細工していきます。

本当は9月に行うはずでしたが、プライベートで色々あって日程が定まらず、今日になってしまいました。

皆さまにはご迷惑をおかけしましたが、何とか年内に焼成してお渡しできることになり、ホッと一安心しています。

どうぞお楽しみに❣️

バリアフリーキャンプ

2021-10-25 12:46:00 | 日記
近くの県の施設で、バリアフリーキャンプが開催され、ワークショップを依頼されました。

バリアフリーキャンプとは、障害のある方も無い方も一緒に楽しもうというものです。

障害のあるお子さんを持つご家族が、友人などと一緒に一泊二日のキャンプを楽しみます。

ボランティアのサポートスタッフも一緒に、それぞれのペースで色々な体験を楽しまれるようでした。

その中の一つが陶芸体験。

皆さんが作られたのがこちらです。

赤土をベースに、色粘土で模様を乗せて、のし棒で平にしていきます。

少しカーブをつけてお皿にしました。

焼き上がりは12月とお伝えしてあります。

年末年始を彩るお皿になるよう、しっかり焼いてお届けしたいと思います。



桜の灯り

2021-09-06 16:17:00 | 日記
作品展の時に、いくつかの作品制作依頼を受けました。

その中の一つ。桜の灯りが完成しました。




作品展では竹をモチーフにした灯りを展示していたのですが、もう少し大きくて、桜をモチーフにした物がご希望でした。

少し小さいタイプのものを試作し、こちらが本番です。

高さは30センチほど。

ろくろで引いて下から1.5センチほどでカットして灯りを入れられるようにしています。

地元の居酒屋さくらんぼさんの店内に飾られる予定です。

お待たせしましたが、気に入って頂いたので、良かったです♪


カップ&ソーサー

2021-07-31 19:48:00 | 日記
5月の作品展の時、カップ&ソーサーを買いたいと来て下さった若いご夫妻がいました。

その時は、残念ながら1組しかなかったので、お時間を頂いて、作ることになりました。




完成をお知らせして、今日お好みのものをお買い上げ頂きました。

たっぷり2ヶ月お待ち頂きましたが、気に入って頂き本当に良かったです。

どうぞ、ご愛用くださいませ♪

シーサー

2021-07-21 09:41:00 | 日記
なんでも大きなものが好きなOさんが、シーサーを作りました。
夏の太陽に、シーサーはお似合いです❣️


私が20年くらい前に沖縄で作らせて頂いたシーサーが工房に置いてあります。

それを見たOさんが、これの大きいのを作りたいんですと、トライする事になりました。

見本は高さ12〜3センチ位ですが、こちらは25センチ位。

大きくなると、やっぱり迫力が違いますね❣️






虎はじめました

2021-07-12 21:20:00 | 日記
梅雨明けも、そこまで来ているようです。

夏が近づくと
冷やし中華はじめました・・
かき氷はじめました・・ 
の文字が目につくようになります。

工房では来年の干支、
虎はじめました。




白と黒の粘土を使って、ロクロで練り込み。
いつものようにカットして組み上げる技法です。

まだまだ試作。

焼き上がりを見ながら、色々なパターンで作ってみたいと思っています。



アイデアとセンスを形に

2021-06-26 20:13:00 | 日記
平塚市民プラザで、IAC美術会湘南支部と仲間たち展が開催されています。







鎌倉彫



磁土のアクセサリー

陶のアクセサリー

山葡萄の籠

クルミのバッグ

灯りと器

籐編みのバッグ

籐編みの籠

ステンドグラスの鏡


そしてアイデアに脱帽したのが、こちらの切手を使った絵封筒の紹介コーナー


切手はどこに貼っても良いのだそうです。
切手の絵柄に何かを描き足して一つの作品にするというアイデア!
作者は後期高齢者です。
いくつになっても頭を柔らかく、なんでも楽しんじゃう心意気❣️
見習いたい先輩です
















愛犬物語

2021-06-12 11:57:00 | 日記




13年前、愛犬が3匹の仔犬を産みました。
初めての出産の最初の子は、なかなか生まれてくることができませんでした。
翌日3匹のうち、最初の子だけが体重が減っているのを受け、獣医の指導のもとスポイトでミルクを与えることになりました。
瀕死の状態から何とか回復した時、どんなに嬉しかったことか・・
けれど他の2匹がヨチヨチと歩き始めたのに、その子は立ち上がることができませんでした。
助けた気になって喜んでいたのは傲慢だったのではないか・・そう思った事もあります。
でも、消えそうな命に手を差し伸べずにはいられなかった。
あれから13年
心を通わせたと実感できた濃密な時間でした。
排泄のタイミングなど、お互いがうまくやっていける方法を見つけながら、関係を築いていく。
不自由な身体でも、それを受け入れて、できる形で精一杯命を謳歌する。
障害に対して、ちょっと後ろめたいような気持ちになってしまう。
それがいつしか、不自由な身体は普通になり個性になって、隠す事なく平静な気持ちでいることに気がつく。
さまざまな事を、その歩けない子に教えてもらいました。
最後の時間も、私の手からスポイトでミルクを少しだけ飲み、腕の中で眠りにつきました。
かけがえのない時間をありがとう。