メガネには目が無い。

　日本メガネ党から準会員の称号をいただきましたありがとうございます。
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　私はとある塾でバイトしている。そこの塾長が理系である関係で、私は国語やら英語を教えているのだが、先日授業の合間に久保亮五の演習書をやっていたら教えている生徒がやってきて「先生・・・、理科ってわかりますか？」と一言。なになに、と見ると気体反応の法則についてだった。あぁ、それは体積比が云々、と教えてあげると、なにやら不思議そうな顔で立ち去っていく。
　そして、その帰り道、塾長を見つけるとそこでもう一度同じ質問をしていた。このやろう、と思いその生徒にツッコミを入れに行くと「だって国語の先生に理科を教えてもらっても何か不安じゃない」だってさ。


　やっぱ、中学生ってのは人を見る前に制度に目が言ってしまうのだろう。年をとるというのは、ひょっとしたらルールを度外視できるようになることなのかもしれない。どこかニーチェの哲学とも通ずるところがある気がする。