暇に飽かさたな。

はまやわらかいブログ。

はやりうた

2007-10-20 14:23:23 | Weblog
 久々の更新になってしまった。学会から帰ってきてからのほうが行く前より忙しいかもしれない。。


 徳永英明「VOCALIST」1~3をいっぺんにツタヤで借りてきた。一昔前の曲、J-POPというより「はやりうた」といったほうがしっくりくるような曲たちの中に浸かるように聴いている。

 「なごり雪」とか「かもめはかもめ」とか「異邦人」とか、(恐らく)70年代の曲は歌詞がちゃんと詞になっているなぁと思う。


 君が去ったホームに残り 落ちてはとける雪を見ていた


 「君」の不在をとけてしまう雪に重ねる詞の作り方、その繊細さを僕らは忘れてはいけない気がする。


 70年代のもつ、私たちから見たらノスタルジックな世界観とは違う年代としてその次の80年代はあるはずだ。いわゆるバブルの世代。全てが過剰な中にあってもPrincess Princessは”M”を歌ったし、”オリビアを聴きながら”や”恋におちて”のような過剰な刺激の中に存在する、ある種の喪失のようなものを歌い上げている曲はいつまでも残り続けるのだろう。


 そんな、はやりうたに色がつきはじめたころのお話。ほとんどは私の生まれる前の出来事であることに少し感動をしながら。

カゼルンルン

2007-10-02 14:54:30 | Weblog
 風邪が一週間以上治らない。重ねてきた年月を感じる。


 学会発表を終えたその日の夜に風邪を引くというなかなか器用な真似をしてしまった。おかげで密かに計画していた文芸座・映画合宿が実行できなくなってしまった。いま古いヨーロッパ映画の特集を開いているのだ。

 実を言うと初日は悪い体調をおしてカール・ドライアーを観にいった。そのせいで風邪が悪化するという、「風邪は治ったと思ったときが肝心ですよ」というやりがちなミスをなぞる結果となったことを深くお詫びしたい(誰にだ?)




 いやぁ、風邪薬のせいか眠い。何も手につかない昼下がり。