H26.8.4再度追記 以下に紹介してある記事は無効な整備となることが判明しました。 詳しくは26.8.4日の「BBベアリングのグリスアップ 改訂版」を参照ください。
まずはBBベアリングにスプレーグリスを再度入れます。
洗浄の時に入れたスプレーグリスは揮発溶剤がとんでカサが減っています。
減って隙間が空いたところに再度グリスをぶち込むわけです。
これがベアリング潤滑用グリスになります。
さらにその隙間にデュラグリスでシーリングして水の侵入を防ぎます。
ネジ山にグリスを盛ってBBにねじ込みます。
規定値で締めて固定します。
ベアリング側面に薄くグリスを塗っておきます。
撥水させるためですのでごく薄く。
クランクのアクスルシャフトにごく薄くグリスを塗っておきます。
ベアリング挿入時の潤滑用です。
根元には少しだけグリスを盛って水の侵入を防ぎます。
なんの抵抗もなく入りました。
突き出したアクスルシャフトの根元にもグリスを。
盛ったグリスをスプラインに伸ばして左クランクアームを組みます。
一部スプラインが太くなってる部分がありますがこれがアームの割の部分になります。
実はこの位置でもクランクはハマりますがプレートが降りませんw
以外と気づかない(んなわけない)のでおかしいなと思ったら確認しましょう。
プレートをリフトして
突っ込んでフィキシングボルトを締め込んで奥まで刺さったのを確認後
プレートを下げてセットしクランプボルトを交互に締め、規定値で固定します。
ケーブルガイドを付けて終了です。
H24.7.22追記 昨日改めてBBを分解したのですがベアリング内側から覗いたところシールが付いてるのが確認できました。 シマノ5700系カートリッジBBはグリスアップ不要で、異音や磨耗に起因する消耗に対しては使い捨てが正しい対処法のようです。 当然アウター側にもシールがあるでしょうが外見上確認できませんでした。 アウター側のインナーレースとケーシングの隙間から砂やホコリが挟まり異音などの不具合が発生する場合(ベアリングそのものは大丈夫でしょう)があるかもしれませんからスプレーグリスで隙間を埋める意味合いでのグリスアップは有効でしょう。