ロードとクロスとメンテとブルベ。。。とスノボ

自転車のメンテナンスや改造に特化してみました。あとスノボも。

バーテープ剥離

2014-03-18 10:09:16 | フルメンテナンス

自分のロードバイクならば乗って違和感があれば修正すれば良いだけなのですが、他人のバイクじゃそうはいきません。
ハンドル周りはSTIにせよハンドル角度にせよ、あらゆる部品が集合されている場所なのでマーキングをしっかりとする必要があります。

現状です。
後からトライアスロン用のエアロポジションバーを取り付けたのでしょう。
アウターケーブルの通り方に無理があります。
ここまで曲がってしまうとヒステリシスが大きくなってレバーの引きが重くなったりします。




まず古いバーテープを交換します。

剥がせば良いだけなのですがひと手間かけることでその後の作業がしやすくなったりします。
エンドキャップを外しエンドテープを剥がします。



剥がしたバーテープは丸めると邪魔になりません。
また、バーテープ裏面の両面テープのノリが残る場合はドライヤーで温めるとやたら剥がれやすくなります。



ここでドライヤーに一工夫。
ドライヤーには温度ヒューズのバイメタルが組み込まれていますので吸入口にガムテープを貼り付けて異常高温で冷風が出るギリギリの風量にしてあげると即席ヒートガンになります。

余談ですがアルペンスノーボード用のインナーブーツの熱成形用ヒーターとしても使えます。


ケーブルを止めているテープを剥がします。
ケーブルはアウターもろとも交換します。
外したケーブルはテープで止めてゴミに出しましょう。
処理が楽です。



テープのノリのネバネバはシンナーでもとれますが、スノーボードやスキー用のワックスリムーバーでアッサリとスッキリと取れます。
乾いたガビガビのノリもアッサリと取れることもあるのでブレーキクリーナーやシンナーで落ちないならためしてみると良いでしょう。


STIのカバーは戻しておきます。
めくったままだと割れたりシワになったりします。





最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。