ロードとクロスとメンテとブルベ。。。とスノボ

自転車のメンテナンスや改造に特化してみました。あとスノボも。

ディレイラーの初期設定(フロント)

2014-03-01 17:50:26 | テスタッチ トレミニヨン

フロントも同様の操作になります。
まず、準備動作としてリアスプロケットをローから数えて3速を選択します。
ダウンチューブのケーブルアジャストスクリューを締め切った状態から1.5回転ほど緩めます。


次にフロントディレイラーのインナープレートがチェーンと接触するまでディレイラーのフレームに近い方のストロークアジャスティングスクリューを時計回り方向に回します。
クランクを回転させながら行うと接触音で容易に作業できます。
この位置でケーブルをディレイラーに固定します。


リアスプロケットをローギヤにし、ケーブルアジャストスクリューを締め込み先ほどのストロークアジャスティングスクリューを反時計回りに回転させ、接触音が消えた瞬間の位置にします。


フロントはインナー、リヤはトップ(インナートップ)にしてフロントシフターを少しだけ動かし、カチリと手応えを感じる位置にします。
フロントディレイラーが僅かにアウターギヤ方向に動きます(トリム動作)。
この位置でディレイラーのアウタープレートにチェーンが接触して音を発しているならば、消えるか消えないかの位置までケーブルアジャストスクリューを緩めます。
次にフロントシフターをアウターギヤに切り替えながらアウターのストロークアジャスティングスクリューを調節します。
ストロークアジャスティングスクリューを緩めすぎるとチェーンが外れ、足りないとプレートを擦る音が消えませんので慎重に作業します。



ここまでで各シフターとディレイラーの初期設定は終わりました。
あとは日常で調整する微調整をするだけです。



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