河村龍一の「月の癒し」~銀河鉄道の夜

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「安倍さんは永遠に戻ってこない……組織的犯行か」

2022-07-10 15:20:23 | 日記

あまりにも衝撃的すぎて、なんと表現したらいいのか……。

安倍さんがあのような無残な結末で人生の最期を迎えるなんて、ご本人は勿論、誰もが予想していなかったでしょう。

本当に無念というか、お気の毒で心が痛みます。

 

安倍さんの急逝後、世界各国の指導者から続々と弔意が伝えられてきました。

中でも驚いたのは、なんと中国の習近平国家主席やロシアのプーチン大統領からも弔電が届いたことです。

さらに、米国のバイデン大統領は「安倍元総理の死は世界的な損失だ」と嘆いていました。

まさに、「外交の安倍総理」だった証左ですね。

安倍さんのような偉大なる政治家は二度と現れないかもしれません。

 

ところで以前、私は「安倍さんは優しい人柄で庶民が親しみやすいがワキが甘すぎる。気をつけないと命取りになるかも」と危惧したことがありました。

次の画像を見てください。

(安倍さん亡き今となっては、私の貴重な「お宝画像」です)

 

「シーパルピア女川」を訪問した当時の安倍総理と吉野復興相

平成29年5月2日 撮影 河村 龍一

 

この画像は、平成29年5月2日、当時の安倍晋三総理と吉野正芳復興大臣が、宮城県南三陸町・女川町・石巻市・東松島市・名取市などの被災地を視察・訪問した際、私が偶然に女川町で撮影させていただいた写真です。

 

撮影当時、SPなどの警護警察官らしき人々も安倍総理の周辺にいたようですが、私は安倍総理の約2メートルの至近距離まで簡単に近づけたので、もし、私が極左系のテロリストだったら、カメラではなく拳銃で銃撃できたと思い、近づく庶民を疑うことのない安倍総理の人柄の良さに、一抹の不安がよぎりました。

 

その私の不安が今回は的中してしまいました。

事件の全貌が少しずつ明らかになるにつれ、安倍さんの警護を担当していた警察に対する怒りが次第にこみ上げてきます。

蛮行の状況をテレビ報道で視ればわかりますが、1発目の発砲音で警護警察官たちは腰が抜けたのか一瞬固まってしまい、安倍さんに覆いかぶさり地面に伏せさせて2発目の銃弾から守ることができなかったのです。

 

テロなどの有事勃発時、身を挺して要人を真っ先に守る行為は警護警察官の基本中の基本であり、彼らは日頃からそのような訓練をしてきたはず。

それが今回、1発目の発砲音後、警護警察官たち全員が犯人を取り押さえようとして犯人がいる方向に駆け寄り安倍さんを庇おうとせず、2発目の発砲による凶弾から安倍さんを守れなかったのです。

 

そもそも、応援演説していた安倍さんの後方が隙だらけであり、犯人が安倍さんの後方から近づいていくのを警護警察官全員が全く気づかなかったというのだから話にならない。

当時、現場には警視庁の専属のSPが1人配置されていたほか、奈良県警の私服の警察官なども含めると合わせて数十人の警備態勢だったとのこと。

安倍元総理の後ろ側にも警察官が配置され、周囲を360度警戒していたというのですが。

 

しかし、1発目の発砲音が鳴るまで警護警察官は犯人の存在に全員が気づかなかったそうです。本来ならば、あのように後方から安倍さんの至近距離まで近づくことは、途中で警護警察官に制止されてしまい不可能だったでしょう。

なのに今回、簡単にそれを許してしまった……。

今さら検証もクソもない。明らかに警察の大失態であり、許せない。

警察がきちんと警護していれば安倍さんは死なずに済んだ。悔しいです。

 

今回のテロ事件ですが、山上徹也容疑者(41歳)の単独犯行なのでしょうか。

犯行動機が「特定の宗教団体に恨みがあり、安倍元総理がこの団体と近しい関係にあると思い狙った」、「母親が(この宗教団体の)信者で、多額の寄付をして破産したので、絶対に成敗しないといけないと思っていた」、といった理由の“模範解答”でした。

しかし、そんなことで数か月も前から安倍さん暗殺を計画し、殺傷力の強い手製の散弾銃や爆弾まで製造するといった大胆な行動を山上が単独で出来るのか疑問です。

 

「爆発物」という報道に、私は即座に東アジア反日武装戦線「狼」による無差別爆弾テロ事件の「三菱重工爆破事件」が脳裏に浮かんできました。

これは私の推測ですが、山上容疑者の背後には武闘派極左テロ集団が関与しているのかもしれません。安倍さんは、本来は長野県へ応援に行く予定だったそうです。それが前日になって急遽、運悪くというか偶然にも犯人である山上の居住していた奈良県に変更となり、翌日に奈良県で暗殺されてしまったのです。

 

この事がどうしても腑に落ちないのです。変更になった安倍さんの演説先が犯人の居住地だったとは、偶然にしてはあまりにも不自然。

そこで逆に捉えてみます。例えば、安倍さんの演説先が変更にならず長野県だった場合、あるいは北海道か埼玉県に変更になったとします。はたして山上容疑者がそれでも暗殺に行ったのかどうか。

仮にですが、山上容疑者が武闘派極左テロ集団の一員だったとしますと、山上容疑者は暗殺に行かず、安倍さんの演説先(長野県か北海道あるいは埼玉県)に居住している“同集団の一員である別の暗殺者”が実行したのではないかと類推します。

 

ロシアによるウクライナ侵攻に伴い、台湾有事、尖閣・沖縄有事が危惧されている先般、安倍さんは自民党内でも「核シェアリング」や「憲法改正」を強く訴えていました。それでなくても「バリバリの保守派」である安倍さんは、極左系テロ集団から狙われるような人物です。絶えず危険と隣り合わせていたのではないでしょうか。

 

警察当局は、山上容疑者の背後関係を徹底的に捜査すべきです。

もしかしたら、私の推測が正しかったと証明されるかもしれません。

そして今後、自民党内の保守派でも高市早苗政調会長や日本の最先端科学技術を中国に売り渡したといわれる「日本学術会議」を見事にぶった切った菅前総理殿の身辺警護は厳重にしてほしい。

できれば、安倍さん暗殺事件の全貌が解明できるまでは、政府要人などの身辺警護は有事に慣れた自衛官に任せるべきではないかと思います。

 

この度、お亡くなりになられた安倍元総理のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

 

河村 龍一