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「3・11から10年~ひっ迫する宮城県の医療体制と切迫する超巨大地震!」・その1

2021-04-04 22:47:56 | 日記

【コロナ感染爆発で宮城県の医療機関は崩壊寸前!】

 

「入院できずにホテルや自宅で死亡する例も出かねない」

「検査で陽性と結果が出た人や肺が真っ白の状態になっている感染者でも、今は入院やホテル療養もできないため、自宅で待機という状況です」

村井嘉浩宮城県知事は3日の会見で、宮城県の医療体制の危機的な現状をこのように訴えていた。

 

4月3日、仙台市が新型コロナウイルスの「まん延防止等重点措置」の対象地域に決まったという。

・宮城県内における3月26日から4月1日までの人口10万人当たりの感染者数は41・20人(全国平均11・65人)。

・人口10万人当たりの療養者は30日時点で57・0人(全国平均14・1人)。ともに都道府県でワーストワン。

宮城県内の確保病床は3月31日までは240床前後だったが、医療機関の協力を得て段階的に増床し、3日時点では281床となったのである。だが、それでも67・7%が埋まってしまった。

ちなみに、仙台医療圏に限ると使用率は90%以上だ。

 

「(病床使用は)100%に近い。ほぼ満杯」

「コロナ患者だけでなく、コロナ以外での死者も出る恐れがある」

冨永悌二東北大病院長は、仙台をはじめとした宮城県の医療圏の窮状をこのように訴え、県内の医療体制に「危機」「崩壊寸前」と危機感をあらわにしていた。

 

現在、宮城県内では、手術や検査の延期、救急車の受け入れなど通常診療への影響が出始めているという。

軽症者や無症状者が療養する宿泊施設の収容能力も限界に近く、3日午後3時時点の宿泊療養者は、過去最多の453人。

入院・療養先調整中は606人で、大半がホテル療養を待つ感染者という。

これでは、冒頭のように村井知事が嘆くわけである。

 

ひっ迫している具体例として、リッチモンドホテル仙台(仙台市青葉区)には、本来入院が必要な症状の患者が留め置かれている。

宮城県によると、3月29日時点では呼吸不全で酸素投与が7人、点滴投与が5人、1週間以上の高熱が5人。先週末には8人が病院に救急搬送されたという。

 

「医療体制も飲食店経営も崖っぷち。解決する唯一の方法は新規感染者を増やさないことだ」

宮城県医師会の佐藤和宏会長はこう強調していたが、仙台市が「まん延防止等重点措置」の対象地域などと、そんな悠長なレベルの話で済まされているうちは到底不可能である。

さらに、仙台市内では8人の変異種に感染された人が既に判明しているのだ。

この事は、今後大変な事態が想定される。一挙に感染数が増加するだろう。

もはや、宮城県は緊急事態宣言を一刻も早く発令すべきだ。

それにしても、国はいったい何をやっているんだ。

そこまでして全国各地で増加傾向にあるコロナ感染者数を恣意的に過小評価し、「東京五輪」を強行したいのか、いい加減にしてほしい。

かけがえのない国民の命をいったい何だと思っているんだ上級国民どもは。

被災地宮城がコロナ感染爆発中であり、しかも変異種まで増加している状況下、実は、さらに3・11を上回るほどの超巨大地震発生が切迫しているという恐ろしい現実を次回に記載したい。

以前からこのブログで記載しているように東北地方では今、コロナ渦中に”複合型災害”の発生が差し迫っており、復興途上にもかかわらず、東北地方から関東地方の太平洋沿岸にかけて3・11よりも高い津波の襲来する可能性が日々刻々と高まっている。

 

次回は311や南海トラフ巨大地震を上回るマグニチュード9391の超巨大地震が連動して発生し、北海道や東北地方などの太平洋沿岸部では、かつてない大津波の襲来により壊滅的な被害が想定される!】を緊急記載予定。

防災・減災の観点から、最近まで取材した現地の貴重な情報なども画像を交えて掲載するので是非、訪問をお待ちしています。