「天空の里 いもい農場」通信

長野市芋井広瀬の里山で、自然を身近に感じ、環境・農業・食べ物を大切に思う気持ちが育まれる事を目指した活動です。

芋井社会会館の大掃除+αを開催しました

2017年12月02日 | 活動こぼれ話
12月2日(土)天気:晴れ 参加人数:大人10人・子ども8人(合計18人)
活動内容:芋井社会会館の大掃除、焼き芋、綿花を使ったクリスマスリース作り

2017年度の活動の締めくくりとして、今年度参加者の有志が集まって、芋井住民自治協議会からお借りしている芋井社会会館の大掃除、雨天続きで延期に延期を重ねてきた焼き芋、収穫した綿花を使ってクリスマスリースを作るクラフト教室を開催しました。

(綿花を使って作ったクリスマスリースを前に記念撮影)


3回延期し、ようやく実施にこぎつけた焼き芋。サツマイモを洗って新聞紙に包んで湿らせ、アルミホイルで包んでいきます。お父さんとお子さん2人で参加をしている高橋さん、手際よくサツマイモを包み、火に投入する準備をしていきました。

(焼き芋準備)

通算15年目の活動で初めて、地主の和田さんが管理しているリンゴ園のはねだしリンゴを購入する取り組みを実施しました。少しでも地元の応援につながればと考え、賛同を募ったところ、10人の参加者が購入。買って支援、食べて支援、微力ではありますが、地元応援の一つの形としました。

(味は正規品と変わらない、はねだしリンゴ。芋井は、標高、土質、斜面からスポット的に美味しいリンゴができる場所です。)


この間、障子張り替えや換気扇を実施してきた中で、今年の大掃除は、普段使いの箇所を集中して綺麗にしました。日ごろの施設への感謝の気持ちを込めて、トイレ、台所、廊下、玄関の他に、くもの巣を取り除いたり、隅々まで手分けして実施しました。

(大人から子どもまで、みんなで大掃除)

事務局の役割は、大掃除の全体把握と焼き芋の火の番。火をおこすついでに、栗や綿花で炭つくりの実験。みんな掃除を頑張っている傍らで、来年の活動に組み込めるかの実証実験をしました。素敵な炭ができましたが、参加人数分を作るとなると段取りの検討が必要なことがわかりました。

(炭つくり。空き缶に炭にしたいものを入れ、アルミホイルでふたをして火中に投入。アルミホイルにあけた小さな穴から出る白い煙が青っぽく変わったら出来上がりのサイン。)

本来は、畑で綿がフワフワと開いて収穫となるのですが、天候が要因してか、ふわふわと開かなったので、あらかじめ収穫して乾かしておいた綿の塊をほぐしてリースの材料にしました。ほぐす際には、綿に包まれた種も取り出しました。綿花の苗は、長野県長寿社会開発センター賛助会員の立川さんが大切に育ててもらったものをいもい農場に移植し、育ててきました。綿花のご縁、来年につなげていきたいものです。

(上左:綿花をほぐす前、上右:綿花をほぐしたところ、下:綿花の種)

綿花の量がさほど多くないため、綿花をワンポイント使うことを条件にクリスマスリースを作りました。リースのベースは紙皿。紙皿の真ん中をくりぬき、毛糸を巻き付けてベースを作った上に、ビーズや装飾品などを思い思いに飾り付け、綿花を添えて完成。大人から子どもまで、集中してあっという間に過ぎた1時間半でした。長野県シニア大の谷川さんが作られたゴージャスなリースは、家に飾るために奥様と交渉をしてみるとの事。きっと、素敵なプレゼントになったのではないかなあ、と思います。

(リースつくり。毛糸の巻き付けも色を変えたり、厚く巻いたり、工夫がありました。)

2017年度天空の里 いもい農場の活動は、これで最終日となりました。今年度の活動をしっかり振り返って、2018年度の活動がさらに楽しいものになるよう、検討を進めていきたいと思います。ご参加いただいたみなさん、活動を支えてたいただきたみなさん、本当にありがとうございました。(西沢)



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