てんくんのお気楽日記

気が向いたら書く健忘日記

読んでたのにすっかり

2008-10-22 | 読書

書くのが滞ってたなぁ~

重松 清

流星ワゴン

重松さんの本お初です

ストーリーは割りとありがちな設定

なんだけどホロリとする

壊れてしまった現在は過去に戻って

修復する事ができるのか・・・

過去の主人公と父親、現在の主人公と

息子、そして妻との家族愛

そして、その主人公を導く親子の愛

胸が熱くなった

エイジ

ある日、自分のクラスメイトが通り魔事件を

起こす

ごく普通の中学生のエイジは、ごく普通の

クラスメイトの起こしたこの事件がキッカケ

で変わる

フッ、とした事に影響を受けやすい思春期の

心理が見事に描かれてる

自分もそうだったなぁ・・・なんて

大沢 在昌

悪人海岸探偵局

大沢さん得意の探偵もの・・・だけど

これはチト頂けない

余りにも現実感が無さ過ぎて

入り込めない(苦笑)

毒猿

新宿鮫シリーズ第2弾

(なかなか古本屋になくて・・・)

台湾から日本に逃げ込んだマフィアの

ボスを追う殺し屋

毒猿が日本のヤクザと対決

毒猿を止めたいかつて友人だった

台湾警察の郭と彼を手助けする鮫島

今回は鮫島よりも毒猿に感情移入して

しまった・・・

このシリーズはやっぱ面白い

頑張って買わねば

野沢 尚

眠れぬ夜を抱いて

野沢尚の未読を見つけ、速攻買いました

夫が手掛けた郊外の新興住宅に

自ら家族で住む幸せな主婦が

連続して起こる近所の住人の失踪事件を

キッカケに悲しい運命に巻き込まれる・・・

チト現実味が失われたストーリー展開

だったのが残念だったが、夫の過去を知る

ことになった妻の悲しく絶望しそうな心情は

良く描けてると思う

東野 圭吾

黒笑小説

ブラックユーモアの短編集

心の中の人には知られたくない部分を

存分に曝け出して書かれた作品

思わず苦笑。面白い

宮部 みゆき

天狗風

お初シリーズ第2弾

神隠しにあった様に居なくなった娘2人を

探し、右京之介と力を合わせて謎を解く

震える岩」も切ない話だったけど

今回もチョッピリ切ない

人の弱さを暖かく書く宮部さんの作品らしく

切ないが、ホンノリ心が暖かくなる

畠山 恵

しやばけ

ぬしさまへ

ねこのばば

おまけのこ

宮部さんの本ですっかり時代物に目覚め

前から気になってた本だったので

一気に購入

体が弱く寝たきりになる事の多い

江戸の大店の若旦那<一太郎>と

彼を心配し面倒を見たり

遊び相手になったり

事件の調べ物を手伝ったりする

<妖し>達との笑いあり

涙ありの心暖まる話

すっごく気に入った作品

横山 秀夫

真相

事件とは別にある人の心情を描いた短編集

表題になった「真相」は犯人の逮捕によって

知らなかった息子の別の顔を知ってしまった

父親の苦悩を描いている

なかなか読み応えがある1冊だった


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