岩切天平の甍

親愛なる友へ

みんないいひと

2007年10月21日 | Weblog

  集まった共和党員たちは敬虔なクリスチャンで、本当に礼節正しい良い人達だ。ホテルのロビーでもエレベーターの中でもとても感じがいい。穏やかな笑みを浮かべてうなずく。祈っている姿にカメラを向けるぶしつけな自分が申し訳なく思えたりもする。

そして彼らはいつも確信に満ちて殺せと言う。それはいつも不安に揺らぎ、手探りで生きている自分のような人間にはちょっと測り難い確信でもある。

人を説得して、考え方を変えてもらおうというやり方は根本的に間違っているんじゃないだろうか。同じ価値観を共有するには人々はあまりにも違いすぎる。育った習慣から違うのだ。深い深い溝が埋められるとは思えないし、その上、誰も溝を埋めたいとも思っていないようだ。違う動物ほども違うのかもしれない。二つのアメリカ・・。

選挙戦も見たところ、“何が世の中の為により良いのか”よりも、ただ“負けたくない”という意識が優先されているように思える。だからどんな理屈をもってきてもだめなのだろうと思う。そこが問題じゃないのだから。

そしてそれはどちらの立場にしてもコンチータのそれとは違うようだ。

じゃあどうしたらいいんだろう・・・。



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