アイオア取材も今日で終わり。明日ニューヨークに飛んで、そこで専門家のインタビューを撮ったら全て終わりだ。
コーディネーターのショーンはこの仕事が終わったら、結婚式を控えている。
ショーンと言うのはアメリカン・ネームで、れっきとした日本人だけど若い頃からアメリカで育っているからどっちだか分らないようなところもある。
奥さんになる人はカナダ人だそうで、ショーンの両親に会うために一生懸命日本語を勉強した。そして日本に行って、みんなで食事にでかけて、おかあさんが聞いた。
「どうです?足りましたか?」
さあ、ここだとばかりに彼女はおなかをさすってにっこりと答える。
「はい、もう、い・な・か、おーっぱい!」
・・・・
ちょっと、ちがったかなー?
一瞬の間があって、みなさんひーひー涙を流して喜んだそうです。
ご両親のいたく気に入られたのは言うまでもないでしょう。