写真左、てまりと同型艇のオーナークリスとドミニク 写真右 てまりとKagou
Left side photo Christophe and Dominic in their boat. Right side photo Same designed boat TEMARI & KAGOU
陸から見たてまりとKague 右がてまり
From land view, right most side is TEMARI and KAGOU on the left.
偶然にも船をひとつはさんだお隣に、てまりと同型艇がしばらく前から停泊している。オーナーはクリストフとドミニクというフランス人カップル。前から色々と情報交換をしたいと思っていたのだが、お互いに忙しくてなかなかうまく時間が取れなかった。昨日ようやくそのチャンスが巡ってきた。彼らはすでに15年もヨットでヨーロッパの海を航海している我々の大先輩。しかも我々と同じ船なのでこちらは聞きたいことが山ほどある。
しかし、話は向こうから先に「何故ALUBAT OVNI (ヨットてまりのブランド名)を選んだんだい?」と聞かれた。
ボクは、昔乗っていたグラスファイバー製のヨットが舵のトラブルで航行不能に陥り海岸の岩場に打ち上げられ、たった一晩で船体に大きな穴があいてしまったことにショックを受けたこと、浅い海で座礁することの恐怖感があることから、長距離航海は絶対にアルミニウム製のリフトキール(キールが上がって喫水が浅くできる)の船にしようと決めていたことを伝えたところ、かれらもまったく同じような考え方でアルミの船にこだわっていることがわかった。今の船は3艇目で2年前に苦労してようやく手に入れた船だそうだ。
ALUBAT OVNIはヨーロッパでは極めて人気がある船なので、程度のよい中古艇は右から左に売れてしまうという。彼らはその船が売りに出たという話を聞いて、値段も聞かずに契約したそうだ。
その話を聞いて、我々は本当にラッキーだったと改めて気付かされた。日本人が購入した唯一の船を、信頼できる日本のディーラーを通じて購入することができたのだから。
地中海クルーズの経験の長いクリストフとドミニクだが、我々が初めて接する日本人のヨット乗りだということで興味を持っていたらしく本当に親切に色々と貴重な情報やアドバイスをしてくれた。
我々が選んだ船が間違いでなかったこと、安全な航海のための様々な有益な情報源を得ることができたことで、これから始まる航海への期待がますます大きく膨らんできた。
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☆追伸 : 皆さんから色々とコメントをいただきありがとうございます。 今のところ時間が無いので一つ一つにお答えできていないことをお詫びします。 でもきちんと見てますから、これからもドシドシコメントをしてください。(^^ゞ
I was aware that there is exactly the same boat with TEMARI has been mooring 2nd next to us.
Since both boats have been too busy, no chance to talk together until yesterday.
Cristopher and Dominic, French couple have been sailing by aluminum boat more than 15 years in European sea. They have good knowledge for both aluminum boat and Mediterranean sea.
They gave us various fruitful suggestions as well as information to capture.
After we talked with them, we are confident that we did the right decision to select ALUBAT OVNI as our reliable partner.
Please see the other photos.