「結婚できない男」（第3話：「お金を使って悪いか」）

今回の「結婚できない男」は、信介が偶然、夏美が不動産屋の前でマンションの新築物件を見ているところを目撃してしまう、というところから話は進んでいく。


今回も前回までと変わらず、信介のひねくれっぷりを存分に見せつけてくれたと思う。

まず、信介がたった一人で人生ゲームをやるシーンを見たときは、「たった1人でやってもあまり…。」という気持ちになってしまった。

と同時に、自分が中学、高校の頃に「桃太郎電鉄」（桃鉄）をプレイしていたことはあったけれども、たった一人でコンピューターを相手に遊ぶよりも、3,4人で遊んだほうがずっと楽しかった、ということを思い出してしまった。
誰よりも早く目的地に到着したり、貧乏神を誰かになすりつけたりとか…。

私はずっと前に、人生ゲーム（スーファミ版）を1度だけプレイしたことはあったけれど、いとこ同士でそれをやったときはすごく楽しかったな…。


次に、管理費と修繕積立金（← しめて20万円！）がなくて困っているみちるに対して、「その金受け取ればさ、お客も君も我慢しなくて済むんだろ？」とか、「どうせ何に使っていい金だし。」と、信介が言ったときは、みちると同じように激怒したい気持ちになってしまった。

自分が誰かにこのように言われると、もらう側だって複雑な気持ちになるし、素直に「20万貸す。」と言えばいいものを…、という気持ちになってしまう。
しかも、「二度と来るな！！」と怒鳴りたくなってしまう。

結局のところ、ドラマの最後のほうで、みちるの分の管理費と修繕積立金はおじさんが払ってくれる、ということで一件落着、となったのではあるが…。


そして、信介がたった一人で帽子を選ぶところを夏美とみちるに見られてしまう、というシーンは笑いが止まらなかった。
しかも、買った帽子について「似合わないと思いますよ。」と、英治につっこまれているのだから、これには大爆笑だったな…。

実際に、私もそう思ったのだけれど。


あと、余談になるが、みちると夏美の会話をベランダで聞いている信介を見たときは、本当は寂しくて仕方がないのだな…、と思わずにはいられなかったな…。


次回は信介が何人かとバス旅行に出かけるそうだ。
旅行先でどんなひねくれっぷりを見せつけてくれるのかな。
たった1人で花火を見る、というシーンもあったし…。


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■過去の回の感想
・「結婚できない男」（第1話：一人好きで悪いか）
・「結婚できない男」（第2話：好きなもの食べて悪いか）


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