「結婚できない男」（第2話：好きなもの食べて悪いか）

今回の「結婚できない男」は、信介が夏美から成人病予防のために、食事制限をするよう勧められるところからだ。


今回も信介はひねくれっぱなしだった、と思う。


今回のエピソードの本編で、信介がたった1人で焼肉屋に行くというシーンがあったけれども、このシーンを見たときは、「自分は信介のように、たった1人で高級レストランや焼肉屋に入ろうという気にはとてもなれないな…。」という気持ちになった。
摩耶（高島礼子）と英治（塚本高史）が「焼肉屋には1人じゃ入れない…。」と会話をしていたけれど、私もそれに同感だった。

私は焼肉屋だったら、会社の人たちとワイワイ食べたり…、というのを、高級なレストランだったら大好きな女性とワインを飲みながら…、というのをイメージしてしまう。
もっと言ってしまえば、カラオケボックスもみんなで盛り上がったり…、というイメージが自分の中にはある。

もし、自分がたった1人で焼肉屋やカラオケボックスに入ってしまったら、周りはカップルや2,3人のグループがいっぱいで、後ろめたい気持ちになってしまい、帰るときにはとてつもなく鬱になると思う。
でも私の場合、カラオケボックスに関しては、「自分が作った替え歌の練習をしに行く！」と割り切ってしまえば、1人でも大丈夫だけれど…。

それはさておき、夏美とみちるがラーメン屋の帰りにたった1人で焼肉屋で焼肉を食べているところを目撃してしまったときは、大爆笑だったな…。


また、今回のエピソードには、夏美がみちるや英治とパーティーで盛り上がっている時に、隣の家の信介がたった1人でクラシック音楽を聴いている（しかも、「うるさい。」とクレームをつけられるほどの大音量で！）というシーンもあった。

私はこれを見て、「信介も一緒に夏美たちのパーティーに参加して、談笑したりしたら楽しいのに…。」という気持ちになった。

私の場合、飲み会とかに参加して気の合う人と話をしたりしていると、それだけでストレス発散になったりする。
けれども、仲間たちが飲み会とかで盛り上がっているというのに、自分だけ飲み会に誘われなかった（or 行かなかった）となると、「きっと今頃はみんなでわいわいやっているんだろうな…。」という気持ちになる。

もしも会社の人から飲み会に誘われなかった、ということになった時、私はおそらく何も手につかず、信介のように“大音量で音楽を聴く”なんてことはとてもできないだろう。
それ以上に、「なんで…？」という気持ちになるだろうな…。


最後に、余談になってしまうが、信介が夏美に「もう、さびついて動かなくなっているかもしれないぞ。」などと言ったときは、ひどすぎるし、「自分は絶対にこんな事は言わないよ…。」という言葉が無意識に出てしまった。


次回、信介はどんなひねくれっぷりを見せてくれるのだろうか…。


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■過去の回の感想
・「結婚できない男」（第1話：一人好きで悪いか）


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