不思議なライン

ｂｙ片山右京サン。

Ｆ１とか車のレースって、ただコース上を走っているだけではなく、一番早いタイムを出すために、そのコースごとに最速ラインがあるんですね。コーナーの飛び込みとか出方とか、又そのコーナーの為のストレートでの走るラインとか、自然とライン取りが決まってくる。とまあ、超要約ですが。（笑）

なので、みんな勝手に走ってるように見えて、同じラインを走っていることが多いんですね。晴れの日のレースは、そのライン以外にうっすら埃がつもってるのがわかったりする、からレコードライン（記録出るラインだからそう呼ぶのかな？想像♪）が見える。そのラインを外れると、埃で滑りやすくなってるところなので気をつけないといけない、とかそんな事情もあります。

こんなのも、おもしろいでしょ？

それにしても、「どうしてドライバーはそのラインがわかるのか！」という、素人には想像もつかない理解力に、レースをする人には超当たり前なことにも感動してしまいます。私なら絶対・・・外してる


昨日、週末にあった中国ＧＰの録画を見ました♪
前回のマレーシアも驚くくらいの、ものすごい雨！で、スタートからセーフティーカーが入るという・・。その後セーフティーカーが抜け、いよいよ始まったレースですが、もう、ものすごい、今までに見たことないくらいの水しぶき、水煙で、見えないったらありゃしない★
水煙の中から、急に車が現われてくるので、いちいち、「おお！」「おお！」「おお！」「おお！」と、反応してしまいました。（笑）
連続で６台くらい出てきたときには、これ×６回ですよ


コースアウトやスピン、クラッシュが続発して、ものすごいクレイジーなレースでしたが、そんなレースを制したのが、弱冠２１歳のドイツ人、セバスチャン・ベッテル選手。チームはレッドブル。レッドブルにとっては初優勝です！しかも、２位もレッドブルのマーク・ウェバー選手。というわけで、レッドブルは初優勝＆ワンツー・フィニッシュ☆というめでたさでした


さてさて、題名の件ですが。
ハミルトンだったかな、ふとレコードラインを外れたんですね。それを見た解説の右京サンが思わず、「あ！」って感じで反応しはったんですが、コースアウト等することなく普通に走っていきました。私はハミルトンがライン外れたとかそのものがわかんなかったけれど、右京サンは、「外れた！スリップ？！」ととっさに思っちゃったのかな。
その後解説で、「雨の日は一見水がたくさんたまっているところを走る時もあります。これはレコードラインは雨でラバー（ゴム）が詰まっちゃって滑りやすいので、一見不思議なラインを走る時もあるんです」って言ってはりました。

不思議なライン・・・（笑）

命名が笑ける。ナイスやわ♪
私も、それが不思議なラインなのか普通のラインなのかがわかるようになりたいな～。