…「どうすれば我が国が妥協したようには見えないような感じに糊塗できるのか、その方法を提示してこないのは困ったことだ」といったあたりかなあ、とか。
中央日報 1カ月になろうとしているのに少しも動かない日米…GSOMIA「心肺蘇生」は可能か 2019年09月17日15時56分
「先月22日、韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の終了決定以降、1カ月近く時間が流れたが、日本が少しも動かないため「GSOMIAカード」の実効性に対する疑問が韓国政府内にも広がっている」
そんなもん、政治的取引のカードにすんな、といわれてませんでしたか。
「弱り目に祟り目で、予想より強い米国の否定的反応に逆風の懸念まで出ている」
そりゃあ、一番怒るのは米国でしょうが。
「韓国政府は「日本の経済報復撤回→GSOMIA終了決定再検討」の論理を立てた以上、経済報復撤回を要求することによってGSOMIA回復の可能性に余地を置いているということにもなる。康京和(カン・ギョンファ)外交部長官もこの日の国会外交統一委員会に出席して「日本が輸出規制措置を撤回することによって信頼友好が再び回復すれば再検討も可能という立場」と話した」
「GSOMIA協定文上、「終了意思撤回」に関する明確な規定はないが、技術的に再検討することが不可能なわけではない。民法上、契約解除の意志は原則的に撤回されることができないが、契約解除の意思を表わす時に重大な錯誤や欺罔、強圧などの取り消し理由があるなら撤回できるというのが大法院の判例だ。しかし錯誤・欺罔などを政府が認めない限り、その可能性は低い」
その民法の理屈はわかるんですが、それ、国家間の条約・合意にまで、そう無原則に拡大適用できないのと違うかな、常識的に。
「必要なことは名分だが、日本が不動の姿勢だ。「9.11改閣」で側近体制を構築した安倍晋三首相は11日、韓国に対する外交基調に対する質問を受けて「みじんも変わらない」と答えた。韓国が動く空間を最初から遮断したのだ。日本政府の事情に明るい国内の消息筋も「日本は『GSOMIAはすでに終わった問題』という考えが優勢だ。韓国が翻意しようがしまいが気にしないという雰囲気まである」と指摘した」
韓国が動く空間もなにも、単に『すいません、他の問題とリンクさせて、アメリカに日本が怒られるように作戦してみたら失敗しました。勘弁してもらえませんか』と申告しろと、そういうことだろう。
「米国の積極的な役割を期待することもできるが展望は交錯している。ワシントンでは「日本の経済報復=韓日両者が解決する問題」、「GSOMIA終了決定=韓国が取り下げるべき問題」という公式から動かないという。今月11~13日にワシントンを訪問した尹相ヒョン(ユン・サンヒョン)国会外交統一委員長も「ホワイトハウス・国務省・議会問わず韓国政府のGSOMIA決定に強い懸念をにじませていた」とし「今回の国連総会韓米首脳会談でトランプ大統領が直接言及する雰囲気」と伝えた」
ああ、つまり、直接日本に頭をさげるのはいやだから、日本側の譲歩を俟って「しっかたねえなあ、日本君は」と動いてやったことにするか、それとも大国様にご指導いただいた格好にして、「だから日本に頭を下げたわけじゃないんです」とするか、いずれかにしたいと。
だからといって中国にご指導願うのは、やっぱり筋が違わないか:
…日本以外の大国にご指導いただきたい、という論理だけは共通しているように見える。背後の深い理由があるかどうかは、素人にはわからないが。
しかしなあ
ここまで『上から下までアレ状態』って評価をひとかどの専門家(長年の現地駐在経験があるようで、そう評価してよいだろう)にさえ言われるあたり、文政権は本気で実務が機能していないのでは、と…。
韓国「おかしい。GSOMIA破棄して1ヶ月・・日本が何も言ってこない。当初の予定では、GSOMIA破棄を表明したら、日本が韓国に土下座して、ホワイト国除外を取り消すはずだったのに。なぜ、日本はいまだに梨の礫なんだ。われわれが与えてやったチャンスにも気づかないほど日本は劣化してしまったのか?」
— 遠子先輩 (@murrhauser) 2019年9月16日
中央日報 1カ月になろうとしているのに少しも動かない日米…GSOMIA「心肺蘇生」は可能か 2019年09月17日15時56分
「先月22日、韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の終了決定以降、1カ月近く時間が流れたが、日本が少しも動かないため「GSOMIAカード」の実効性に対する疑問が韓国政府内にも広がっている」
そんなもん、政治的取引のカードにすんな、といわれてませんでしたか。
「弱り目に祟り目で、予想より強い米国の否定的反応に逆風の懸念まで出ている」
そりゃあ、一番怒るのは米国でしょうが。
「韓国政府は「日本の経済報復撤回→GSOMIA終了決定再検討」の論理を立てた以上、経済報復撤回を要求することによってGSOMIA回復の可能性に余地を置いているということにもなる。康京和(カン・ギョンファ)外交部長官もこの日の国会外交統一委員会に出席して「日本が輸出規制措置を撤回することによって信頼友好が再び回復すれば再検討も可能という立場」と話した」
「GSOMIA協定文上、「終了意思撤回」に関する明確な規定はないが、技術的に再検討することが不可能なわけではない。民法上、契約解除の意志は原則的に撤回されることができないが、契約解除の意思を表わす時に重大な錯誤や欺罔、強圧などの取り消し理由があるなら撤回できるというのが大法院の判例だ。しかし錯誤・欺罔などを政府が認めない限り、その可能性は低い」
その民法の理屈はわかるんですが、それ、国家間の条約・合意にまで、そう無原則に拡大適用できないのと違うかな、常識的に。
「必要なことは名分だが、日本が不動の姿勢だ。「9.11改閣」で側近体制を構築した安倍晋三首相は11日、韓国に対する外交基調に対する質問を受けて「みじんも変わらない」と答えた。韓国が動く空間を最初から遮断したのだ。日本政府の事情に明るい国内の消息筋も「日本は『GSOMIAはすでに終わった問題』という考えが優勢だ。韓国が翻意しようがしまいが気にしないという雰囲気まである」と指摘した」
韓国が動く空間もなにも、単に『すいません、他の問題とリンクさせて、アメリカに日本が怒られるように作戦してみたら失敗しました。勘弁してもらえませんか』と申告しろと、そういうことだろう。
「米国の積極的な役割を期待することもできるが展望は交錯している。ワシントンでは「日本の経済報復=韓日両者が解決する問題」、「GSOMIA終了決定=韓国が取り下げるべき問題」という公式から動かないという。今月11~13日にワシントンを訪問した尹相ヒョン(ユン・サンヒョン)国会外交統一委員長も「ホワイトハウス・国務省・議会問わず韓国政府のGSOMIA決定に強い懸念をにじませていた」とし「今回の国連総会韓米首脳会談でトランプ大統領が直接言及する雰囲気」と伝えた」
ああ、つまり、直接日本に頭をさげるのはいやだから、日本側の譲歩を俟って「しっかたねえなあ、日本君は」と動いてやったことにするか、それとも大国様にご指導いただいた格好にして、「だから日本に頭を下げたわけじゃないんです」とするか、いずれかにしたいと。
だからといって中国にご指導願うのは、やっぱり筋が違わないか:
韓国統一外交安保特補「米国がしてきた韓日間の仲裁を中国がする時」 | 中央日報 https://t.co/Ha23LQCiNA 米国との同盟国繋がりだから米国が仲裁に来る理由があるのに、なんで関係ない中国が仲裁に来るべきと唱えてるんだろう。独特の世界観をお持ちのようだけど、同盟関係を変えないと成立しない発想
— JSF (@rockfish31) 2019年9月16日
「中の人,そこまで考えていないと思うよ」定期
— 消印所沢 (@KCin_Tokorozawa) 2019年9月16日
…日本以外の大国にご指導いただきたい、という論理だけは共通しているように見える。背後の深い理由があるかどうかは、素人にはわからないが。
しかしなあ
ホワイト国除外の理由とされた「韓国が3年間協議に応じてこなかった」問題。3年前は朴槿恵政権末期の混乱、文政権下のここ2年間は日本案件にかかわっただけで粛清されかねないと考えた担当官が先送りしてた、というあたりが真相じゃないかな。韓国を知る外務官僚とは意見が一致するんだけどなぁ。
— 澤田克己 (@SawadaKatsumi) 2019年9月16日
文在寅政権で大きかったのは、慰安婦問題の日韓合意にかかわった当局者を上から下まで責任追及したこと。朴槿恵政権たたきの一環で、必ずしも「日本」を意識したものではなかったようだけど、これを見たら日本がらみ案件はやばいから先送りしとこうと官僚が考えるのは当然かと。
— 澤田克己 (@SawadaKatsumi) 2019年9月16日
ここまで『上から下までアレ状態』って評価をひとかどの専門家(長年の現地駐在経験があるようで、そう評価してよいだろう)にさえ言われるあたり、文政権は本気で実務が機能していないのでは、と…。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます