当ブログのエントリ、福島第一原発事故で深刻な海水汚染にも書いた通り、日本原子力研究開発機構の試算によると、3月21日から4月30日迄に、福島第一原発から海に流出した放射性物質の総量は1.5京ベクレル(1万5000テラベクレル)と言う膨大な数値である。
それ以外にも大量の放射能汚染水を垂れ流した上、保管場所の問題から更に汚染水を放出しようと計画していた。が、関係者の反対によって計画を中断したのは記憶に新しい。
そんな東京電力の福島第一原発で、汚染水のタンクから放射性物質を含む約10リットル汚染水が、敷地内のコンクリートの上に漏れ出しているのが見付かった。
経済産業省の原子力安全保安院(保安院)によると、10日午前10時半頃、放射性物質の一部を除去した処理済みの汚染水を溜めているタンクから、水が漏れているのをスタッフが発見。
汚染水はタンクの下部から漏出しており、継ぎ目のボルトを閉めた所、水漏れは止まった。
コンクリート上に約10リットルの水溜まりが出来ていたと言うが、汚染水の敷地外への漏出は無いとしている。
福島第一原発では先月、汚染水から塩分を取り除く装置で汚染水が約150リットルが海に流れ出る等、汚染水漏れが2度起きた為、保安院が東電を厳重注意していたのだが、今回の汚染水漏れが起こり、保安院は東電に原因の究明と監視を強化する様に改めて文書で指示したと言う。
今回は敷地外に流出していないと言うが、仮に流出していた場合には、おがくずと新聞紙と入浴剤にも書いた様に、入浴剤を入れて漏出した箇所を調べたり、おがくずと新聞紙を使う等、原子力ならぬ「原始力」なんだろうかね。
最先端の技術で運営すると言う原発だが、実際は極めて原始的なもんだ(笑)。
まぁ、あれだ。冷温停止?事故収束?、冗談は顔だけにしてね野田首相にも書いた通り、政府と東電は先月、福島第一原発の事故収束を宣言したが、原子炉の冷却作業等によって発生する放射能汚染水の管理が、大きな課題になっている訳だ。では。
【ネッタイムス・東坊京門・作】
それ以外にも大量の放射能汚染水を垂れ流した上、保管場所の問題から更に汚染水を放出しようと計画していた。が、関係者の反対によって計画を中断したのは記憶に新しい。
そんな東京電力の福島第一原発で、汚染水のタンクから放射性物質を含む約10リットル汚染水が、敷地内のコンクリートの上に漏れ出しているのが見付かった。
経済産業省の原子力安全保安院(保安院)によると、10日午前10時半頃、放射性物質の一部を除去した処理済みの汚染水を溜めているタンクから、水が漏れているのをスタッフが発見。
汚染水はタンクの下部から漏出しており、継ぎ目のボルトを閉めた所、水漏れは止まった。
コンクリート上に約10リットルの水溜まりが出来ていたと言うが、汚染水の敷地外への漏出は無いとしている。
福島第一原発では先月、汚染水から塩分を取り除く装置で汚染水が約150リットルが海に流れ出る等、汚染水漏れが2度起きた為、保安院が東電を厳重注意していたのだが、今回の汚染水漏れが起こり、保安院は東電に原因の究明と監視を強化する様に改めて文書で指示したと言う。
今回は敷地外に流出していないと言うが、仮に流出していた場合には、おがくずと新聞紙と入浴剤にも書いた様に、入浴剤を入れて漏出した箇所を調べたり、おがくずと新聞紙を使う等、原子力ならぬ「原始力」なんだろうかね。
最先端の技術で運営すると言う原発だが、実際は極めて原始的なもんだ(笑)。
まぁ、あれだ。冷温停止?事故収束?、冗談は顔だけにしてね野田首相にも書いた通り、政府と東電は先月、福島第一原発の事故収束を宣言したが、原子炉の冷却作業等によって発生する放射能汚染水の管理が、大きな課題になっている訳だ。では。
【ネッタイムス・東坊京門・作】