ネット爆弾(帝国ネット研究所)

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福島第一原発のセシウム数値が急上昇の原因

2012-01-09 17:00:16 | ネッタイムス・ブログのアーカイブ
今回は、福島を中心にセシウムの値が異常に上昇の関連エントリなのだが、同エントリとコメント欄に頂いた情報にも有る通り、年明け早々から福島第一原発事故に関してネガティブな情報が相次いでいる。
上記エントリに書いたセシウムの値が急上昇している事だけでは無く、東京電力が発表した福島原発周辺の放射性物質の核種分析結果では、福島第一原発3号機の取水口付近で、1月5日に採取された海水に含まれる放射性物質の濃度は前日の3倍以上に上昇している。

また、福島第一原発では先月、高濃度の汚染水を保管している「集中廃棄物処理施設」の地下のトンネルに約220トンの汚染水が溜まっている事を発見。
東電が調査した所、トンネルに繋がるケーブルを通す配管から水が漏出していた事が判明。
東電は配管に蓋をして流入を止めると共に、溜まった水を汲み上げて汚染水の保管施設に移している。

一方、この調査中、新たに近くのトンネルで約140トンの汚染水が溜まっている事も確認。
この汚染水は放射性物質の濃度が低い為、雨水等がトンネルの開口部から流れ込んだものと見られ、東電はトンネルが海に繋がっていない事から汚染水が外に漏れる恐れは無いとしている。
東電は今後、高濃度の汚染水を保管している建物に接した地下のトンネルから順に、汚染水が溜まっていないか調査し、見付かった場合の保管方法も検討すると言う。

1月2~3日に、セシウムの値が異常に上昇した背景には、先述した様なトラブル等も原因の一つかも知れないが、やはり元日に最大震度4を観測した地震が大きな要因だと考えられる。
東電は2日、地震の影響により、福島第一原発4号機の使用済み核燃料プールに隣接する「スキマサージタンク」の水位が異常に低下したと発表。
プール内の放射性汚染水が、タンクと逆側の原子炉格納容器側に流れ込み、一時的にプールからタンクへの水の供給が途絶えた事が原因と見ている。

東電によると、タンクの水位は通常、自然蒸発等で毎時1.6センチほど低下するが、地震後、毎時8~9センチずつ下がっていた。
元日の午後5時30分頃、水位が比較的速く低下、普段でも蒸発等で低下しているが、その5倍の速さと言う。
これまでに、プールの循環冷却システムや原子炉建屋の周辺で水漏れは見付かっておらず、プール自体の冷却は続いていて、温度や水位に変化は無いと東電は発表している。

東電は、4号機の使用済み核燃料プールに隣接する「スキマサージタンク」の水位が異常に低下した事によるダメージは無い事を強調しているのだが、戦時中の「大本営発表」ならぬ「大東電発表」だから、現時点で何か重大な事態が起こっていても素直に公表するとは思えず、東電の言葉を鵜呑みに出来ない事は、今までの実績から見て、東電が信用を失っている事の証左だろう。

まぁ、あれだ。話をセシウム数値の急増に戻すが、元日の地震で4号機の使用済み核燃料プールに隣接する「スキマサージタンク」の水位が低下した事が、セシウムの数値が急増した原因であれば、使用済み核燃料プール内の核燃料が、かなり露出したのかも知れない。
また、それ以外の原因では、福島第一原発は核燃料がコンクリートを侵食中?にも書いた状況から、更に悪化している事も考えられる。
あくまでも推測の域を脱しないが、コンクリートを完全に突き破れば、福島原発はメルトスルーからサーフェス・フュージョンへにも書いた「メルトアウト」と言う事になる。

「メルトアウト」しているのであれば、次は当然として「サーフェス・フュージョン」と言う更に深刻な状態に推移する。
激動の2011年と福島第一原発事故の現状と今後の対策にも書いたのだが、東電は原発事故現場を目視で確認せず、アリバイ作業ばかりで「ほったらかし」状態だから、先ずは事故現場を目視で確認し「石棺」等の対策を進めるべきだ。
「臭い物に蓋」だけして臭いの元に何もせず、勝手に解決する訳が無い。

先日、文部科学省が発表した福島県、並びに他県のデータを見ると福島県及び関東一円のセシウム降下量は、事故後のレベルと同じ位に達したから、今まで遣った除染は無駄骨となった。
臭いの元を正さなければ、次から次に放射性物質が降り注ぐのみだ。
早急に対応しなければ事態は更に悪化する。では。

原発事故関連エントリ
福島を中心にセシウムの値が異常に上昇の続報
福島第一原発2号機は臨界では無く自発核分裂?
原発の放射性物質は無主物?

【ネッタイムス・東坊京門・作】

橋下市長が浜矩子を紫頭おばはんとツイート

2012-01-09 02:12:15 | ネッタイムス・ブログのアーカイブ
大阪の橋下徹市長は就任以来、大阪市の旧態依然とした体質を改善するべく奮闘している様だ。
そんな橋下市長だが、市長選挙で有権者の支持を受け圧勝したにも拘わらず、民意を無視したかの「橋下バッシング」が続いており、これに対し橋下市長は、こらっバカ文春!と橋下市長が怒りのツイートにも書いた様にツイッターで反撃している。
橋下市長が頻繁にツイートする事は御存知の方も多いと思うが、橋下市長のツイートに付いて「J-CASTニュース」が取り上げているので以下に貼ってみる。

大阪市の橋下徹市長が、ツイッターの発言の内容を撤回、謝罪するという一幕があった。
テレビ番組に出ていたコメンテーターの髪の色を揶揄して「紫頭おばはん」などと発言したことが原因だが、何と謝罪を決めた理由が「家族会議の結果」。
橋下氏の妻に、強く「ダメ出し」されたようなのだ。

橋下氏は2011年12月28日、朝日放送(ABC)のニュース番組「『キャスト』年末スペシャル」に市役所から中継で出演、スタジオのコメンテーターとやり取りした。
橋下氏は年明けた12年1月3日、思い出したかのようにツイッターで、この番組のコメンテーター批判を始めたのだ。

橋下氏は、ツイッター上で見かけた「やっぱ『批評家』って最悪。批評家でありがちなのは、(1)自分が成果出してないのに他人を批判する、(2)批判するだけで具体的な提案がない、(3)批判するくせに自分は大志をもっていない。こんなヒトは百害あって一利なし」

という書き込みに触発されたようで、「批評家」の一例が「夕方の情報番組に出てくるコメンテーターの類」だと指摘。
具体的には、「キャスト」にコメンテーターとして出演していた浜矩子・同志社大学大学院教授に矛先が向けられた。

「大学教授も、公務員と同じく税で養われている存在」

橋下氏のツイートによると、浜氏は橋下氏に対して「みんなのために働いてもらうために税金で橋下を養っている」と発言したとされる。
これに対して、橋下氏のツイッターでは「この浜と言うおばはん大学教授は、自分が税金を受けていることも分かっちゃいない。大学教授はこう言う人多いね。国立大学はもちろん、私立大学だって運営交付金で税が投入されている。大学教授も、公務員と同じく税で養われている存在なんだ」と反論した。

その上で、「暇で、時間があって、ギャラが安くて使い回しの効く文系大学教授がコメンテーターで好き勝手なことを言ってる。本来コメンテーターなんてその道のプロじゃないとできないはず。タレントさんはタレントさんでその道のプロ。普通の感覚に訴えかけ、番組の雰囲気を盛り上げる」
と、自分がコメントする分野に関する十分な専門知識や実務経験がないまま、テレビ番組でコメントが許される現状を批判している。

だが、橋下氏は浜氏を批判する中で、「浜さん、あなたの紫色の髪の毛とその眉毛、そのために国民はあなたに税金を投入しているんじゃないんですよ!」と、容姿についてふれる一幕も。
さらに、橋下氏は、「浜と言う紫頭おばはん」という言葉を2度繰り返してもいる。

「女性の容姿に触れるのはダメだと妻に強く言われました」

だが、橋下氏はこの発言を撤回することになる。橋下氏曰く、「家族会議の結果、浜さんの容姿についてコメントしたことはダメだとなりました。容姿を批判したわけではないのですが女性の容姿に触れるのはダメだと妻に強く言われました。この点は撤回し、謝罪します」と、家族に「ダメ出し」されたようだ。

橋下氏の妻の典子さんは高校時代の同級生で、駆け落ち同然で結婚したことが知られている。
今回の市長選でも「内助の功」を発揮した様子。「女性セブン」11年12月15日号では、橋下氏の体力が限界に近づいたり、喉の調子が悪かった時のことを、後援会関係者が振り返っている。

「典子さんは、橋下さんの表情を見て気がついたんでしょうね。『そろそろ体力的に限界に近いはず』と心配して、自ら仲のいいお医者さんに連絡して、栄養補給の注射を打ってもらう手筈を整えていました。翌朝、点滴を終えた橋下さんは、すっかり元気になっていましたよ」

「典子さんは、誰よりも先に橋下さんの声の異変に気がついたみたいで、喉にいいウェットマスクを大量に買い込んで、演説先に届けてくれたんです。効果はテキメンで、最後まで声がかれずに戦い抜くことができました」

それだけに、さすがの橋下氏も、典子さんの諫言には耳を傾けざるを得ないようだが、「税金で養われてる大学教授としてのあなたたちのコメントには納得できません。論戦しましょう」と、改めてコメンテーターのあり方に反発している。

以上が「J-CASTニュース」の記事なのだが、橋下市長に「紫頭おばはん」と書かれている「浜矩子って誰だよ?」と、思う方も居ると思う。
斯く言う私も「浜矩子?、ああ、多分あの人かな?」と言う程度で、名前と顔が巧くリンクしていなかった。
そして、一応、確認する為に恐る恐るググってみたら、案の定「多分あの人」と思っていた顔だった。

その「多分あの人」、橋下市長曰く「紫頭おばはん」とは、例えるなら「ゲゲゲの鬼太郎」に出て来る「砂かけ婆(ババア)」とか、「うる星やつら」に出て来る「チェリーと呼んでね」でお馴染みの「錯乱坊主」が、女装した様なイメージの女性って事で、オリジナリティ溢れる個性的な女性とでも言うのかな(笑)。

まぁ、橋下市長夫人が仰る通り、責任ある立場の人が女性の容姿を云々とか言わない方が良い。
脳内お花畑で、何時もお天道様が光輝き、回りに蝶々が飛んでいる様な社民党と言う政党の議員だった某女性教授の様に、「女性の立場が云々」とか言う団体から、あれやこれや言われて煩いからね。

東京の石原慎太郎都知事も女性の事を云々言って、そんな団体から反発を喰った事もある。
「触らぬ神に祟り無し」とか「君子危うきに近寄らず」って事だな(笑)。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】