ネット爆弾(帝国ネット研究所)

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「檄文」三島由紀夫

2012-09-29 21:00:06 | 色々なコピペ
「檄文」

我々「楯の会」は、自衛隊に依って育てられ、謂わば自衛隊は我々の父でもあり、兄でもある。
その恩義に報いるに、この様な忘恩的行為に出たのは何故であるか。

省みれば私は四年、学生は三年、隊内で準自衛官としての待遇を受け、一片の打算もない教育を受け、又、我々心から自衛隊を愛し、もはや隊の柵外の日本には無い「真の日本」をここに夢み、ここでこそ終戦後、遂に知らなかった男の涙を知った。
ここで流した我々の汗は純一であり、憂国の精神を相共にする同志として共に富士の原野を馳駆した。この事には一点の疑いも無い。

我々にとって自衛隊は故郷であり、生温い現代日本で凛冽の気を呼吸できる唯一の場所であった。
教官、助教諸氏から受けた愛情は測り知れない。しかも尚、敢えてこの挙に出たのは何故であるか。
喩え強弁と云われ様とも、自衛隊を愛するが故であると私は断言する。

我々戦後の日本が、経済的繁栄にうつつを抜かし、国の大本を忘れ、国民精神を失い、本を正さずして末に走り、その場凌ぎと偽善に陥り、自ら魂の空白状態へ落ち込んで行くのを見た。
政治は矛盾の糊塗、自己の保身、権力欲、偽善にのみ捧げられ、国家百年の大計は外国に委ね、敗戦の汚辱は払拭されずにただ誤魔化され、日本人自ら日本の歴史と伝統を涜して行くのを、歯噛みをしながら見ていなければならなかった。

我々は今や自衛隊にのみ、真の日本、真の日本人、真の武士の魂が残されているのを夢みた。
しかも法理論的には、自衛隊は違憲である事は明白であり、国の根本問題である防衛が、御都合主義の法的解釈に依って誤魔化され、軍の名を用いない軍として、日本人の魂の腐敗、道義の頽廃の根本原因を、なして来ているのを見た。

尤も名誉を重んずべき軍が、尤も悪質の欺瞞の下に放置されて来たのである。
自衛隊は敗戦後の国家の不名誉な十字架を負い続けて来た。
自衛隊は国軍足り得ず、建軍の本義を与えられず、警察の物理的に巨大なものとしての地位しか与えられず、その忠誠の対象も明確にされなかった。

我々は戦後の余りに永い日本の眠りに憤った。自衛隊が目覚める時こそ、日本が目覚める時だと信じた。
自衛隊が自ら目覚める事なしに、この眠れる日本が目覚める事は無いのを信じた。
憲法改正に依って、自衛隊が建軍の本義に立ち、真の国軍となる日の為に、国民として微力の限りを尽すこと以上に大いなる責務は無い、と信じた。

四年前、私はひとり志を抱いて自衛隊に入り、その翌年には楯の会を結成した。
楯の会の根本理念は、ひとえに自衛隊が目覚める時、自衛隊を国軍、名誉ある国軍とする為に、命を捨て様と言う決心にあった。

憲法改正がもはや議会制度下では難しければ、治安出動こそ、その唯一の好機であり、我々は治安出動の前衛となって命を捨て、国軍の礎石たらんとした。
国体を守るのは軍隊であり、政体を守るのは警察である。
政体を警察力を以て守りきれない段階に来て、初めて軍隊の出動に依って国体が明らかになり、軍は建軍の本義を回復するであろう。

日本の軍隊の建軍の本義とは、「天皇を中心とする日本の歴史・文化・伝統を守る」事にしか存在しないのである。
国のねじ曲った大本を正すと言う使命の為、我々は少数乍ら訓練を受け、挺身しようとしていたのである。

然るに昨、昭和四十四年十月二十一日に何が起ったか。総理訪米前の大詰とも言うべきこのデモは、圧倒的な警察力の下に不発に終った。
その状況を新宿で見て、私は、「これで憲法は変らない」と痛恨した。その日に何が起ったか。
政府は極左勢力の限界を見極め、戒厳令にも等しい警察の規制に対する一般民衆の反応を見極め、敢えて「憲法改正」と言う火中の栗を拾はずとも、事態を収拾しうる自信を得たのである。

治安出動は不用になった。政府は政体維持の為には、何ら憲法と抵触しない警察力だけで乗り切る自信を得、国の根本問題に対して頬被りを続ける自信を得た。
これで、左派勢力には憲法護持の飴玉をしゃぶらせ続け、名を捨てて実を取る方策を固め、自ら、護憲を標榜する事の利点を得たのである。

名を捨てて、実を取る。政治家たちにとってはそれでよかろう。
しかし自衛隊にとっては、致命傷である事に、政治家は気付かない筈は無い。
そこで再び、前にも勝る偽善と隠蔽、嬉しがらせと誤魔化しが始まった。

銘記せよ。実はこの昭和四十四年十月二十一日と言う日は、自衛隊にとっては悲劇の日だった。
創立以来二十年に亘って、憲法改正を待ちこがれて来た自衛隊にとって、決定的にその希望が裏切られ、憲法改正は政治的プログラムから除外され、相共に議会主義政党を主張する自民党と共産党が、非議会主義的方法の可能性を晴れ晴れと払拭した日だった。

論理的に正に、この日を境にして、それまで憲法の私生児であった自衛隊は、「護憲の軍隊」として認知されたのである。
これ以上のパラドックスがあろうか。

我々は、この日以後の自衛隊に一刻一刻注視した。我々が夢みていた様に、もし自衛隊に武士の魂が残っているならば、どうしてこの事態を黙視しえよう。
自らを否定するものを守るとは、何たる論理的矛盾であろう。男であれば、男の衿がどうしてこれを容認しえよう。

我慢に我慢を重ねても、守るべき最後の一線を越えれば、決然起ち上るのが男であり武士である。
我々はひたすら耳を澄ました。しかし自衛隊の何処からも、「自らを否定する憲法を守れ」と言う屈辱的な命令に対する、男子の声は聞こえては来なかった。

かくなる上は、自らの力を自覚して、国の論理の歪みを正す他に道は無い事が判っているのに、自衛隊は声を奪われたカナリヤの様に黙ったままだった。
我々は悲しみ、怒り、遂には憤激した。諸官は任務を与えられなければ何も出来ぬと言う。

しかし諸官に与えられる任務は、悲しいかな、最終的には日本からは来ないのだ。
シヴィリアン・コントロールが民主的軍隊の本姿であると言う。
しかし英米のシヴィリアン・コントロールは、軍政に関する財政上のコントロールである。
日本の様に人事権まで奪はれて去勢され、変節常なき政治家に操られ、党利党略に利用される事では無い。

この上、政治家の嬉しがらせに乗り、より深い自己欺瞞と自己冒涜の道を歩もうとする自衛隊は魂が腐ったのか。
武士の魂はどこへ行ったのだ。魂の死んだ巨大な武器庫になって、何処かへ行こうとするのか。

繊維交渉に当っては自民党を売国奴呼ばわりした繊維業者もあったのに、国家百年の大計に関わる核停条約は、あたかも嘗ての五・五・三の不平等条約の再現である事が明らかであるにも拘わらず、抗議して腹を切るジェネラル一人、自衛隊からは出なかった。

沖縄返還とは何か?。本土の防衛責任とは何か?。アメリカは真の日本の自主的軍隊が日本の国土を守る事を喜ばないのは自明である。
あと二年の内に自主性を回復せねば、左派の言う如く、自衛隊は永遠にアメリカの傭兵として終るであろう。

我々は四年待った。最後の一年は熱烈に待った。もう待てぬ。自ら冒涜する者を待つわけには行かぬ。
しかし後、三十分、最後の三十分待とう。共に起って義のために共に死ぬのだ。
日本を日本の真姿に戻して、そこで死ぬのだ。生命尊重のみで、魂は死んでも良いのか。

生命以上の価値なくして何の軍隊だ。今こそ我々は生命尊重以上の価値の所在を諸君の目に見せてやる。
それは自由でも民主主義でも無い。日本だ。我々の愛する歴史と伝統の国、日本だ。

これを骨抜きにしてしまった憲法に体をぶつけて死ぬ奴はいないのか。もしいれば、今からでも共に起ち、共に死のう。
我々は至純の魂を持つ諸君が、一個の男子、真の武士として蘇える事を熱望するあまり、この挙に出たのである。

(三島由紀夫)

ネット爆弾(帝国ネット研究所)の読者の方々へ!

2012-09-28 16:30:20 | ネット爆弾(帝国ネット研究所)
「ネット爆弾(帝国ネット研究所)の読者の方々へ!」

こんにちは、ネット爆弾(帝国ネット研究所)の読者の方々、管理人の原子カムラです。

突然ですが、しばらく休みます!

思えば、ネット爆弾(帝国ネット研究所)は、ネッタイムス・ブログのサテライトとしてスタートしました。

そして、ネッタイムス・ブログが更新を休止した事もあって、独自路線を歩む事になった。

でもね、ブログの更新は大変なんだなと思いましたね。

それなのにネッタイムス・ブログは、よくやっていたよねと思いましたね。

ネッタイムス・ブログはオリジナルのネタを書いていたから、大変だったと思いましたね。

ブログの更新は大変なんだ!と、自分がブログの管理人をやって初めて分かりました。

最近は、疲れました。

コピペのネタも無くなったから、休みます。

しばらくは更新しません、疲れました。

最近のネット爆弾は、コピペのブログになったけど、ネットでいろんなコピペを見つけて、そのコピペを貼りつけるのも大変なんだよね。

ネッタイムスさんに相談したら、「仕事では無く、あくまでも趣味なんだから、無理してやる事は無い、一回、休んで気を楽にしたら」と言われ、少し休もうかなと思いましたね。

本当に疲れてましたからね。

でも驚くのは、ネッタイムス・ブログも更新してないけど、実はネッタイムスさんはメルマガみたいな事をしているんですよ。

あの人は面白い人です。

その事については、そのうちネッタイムスさんがブログに書くと言ってたから、そのうち書くでしょう。

話を戻しますが、不定期で更新するかも知れないし、しないかも知れないw

最後に明日にでもマジメなコピペを更新する予定!

また逢う日まで、しばしのお別れ。

【ネット爆弾(帝国ネット研究所)・原子カムラ(はらこ・かむら)・作】

【コピペ】早期退役制度

2012-09-27 23:53:42 | 色々なコピペ
米国政府は軍事費の切り詰め策として、軍人の早期退役制度を実施した。

生涯年金に加え、身体の任意の2点間の距離を測り、1インチにつき1万ドルの特別恩給を出すというユニークな制度だった。

最初に応じた空軍将校は、頭のてっぺんからつま先までを申請した。

測定すると75インチあったので、75万ドルを受け取った。

2番目の陸軍将校は、両手を広げた中指と中指の間を申請した90インチあったので90万ドルを受け取った。

3番目の海軍将校は、ペニスの先から睾丸までを申請した。

審議官はもう少し長い距離の方が良いのではとアドバイスしたが、将校は主張を曲げなかった。

軍医がメジャーを片手に、将校にパンツを下ろすようにと言うと、将校は言われるままにパンツを下ろした。

軍医はペニスの先にメジャーをあててから、睾丸を探したが、将校の股間に睾丸は付いていなかった。

すると将校はニヤリと笑って言った。

「おれの金玉はベトナムで無くしたよ」