ネット爆弾(帝国ネット研究所)

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福島の怪しいコオロギ、セシウムさん

2012-01-15 22:23:53 | ネッタイムス・ブログのアーカイブ
東京農工大によると、東京電力の福島第一原発から40キロ離れた地域に生息するコオロギから、1キログラム(約500匹)当たり平均4170ベクレルの放射性セシウムを検出し、別の地域のイナゴからも最大200ベクレルを検出したと言う。
調査は昨年10月、原発から約40キロ離れた地域でコオロギ500匹、60~80キロ離れた地域でイナゴ2000匹を採集したらしい。

東京農工大の人達は、わざわざコオロギ500匹とイナゴ2000匹を捕まえ、そのコオロギとイナゴを擂り潰して検査したのかな?、大変だね。
福島のコオロギとイナゴからセシウムが検出されたと言う事で、「怪しいコオロギ、セシウムさん」と「怪しいイナゴ、セシウムさん」なのだが、コオロギの数値を見ると、原発事故による放射能汚染が深刻なレベルなのが判る。

イナゴは佃煮とかで食べる人が居るらしいが、食糧難は別としてコオロギを食べると言う話は聞いた事が無いので、食べる人は居ないだろう。が、である。人間はコオロギを食べなくとも、鳥や小動物がコオロギを食べれば、食物連鎖により巡り巡って人間が食べる事になる訳で、そう考えると気持ち悪い話だ。

後、気になるのは単にセシウムを検査しただけ?、それともコオロギとイナゴが放射能汚染によって巨大化したり、口から放射能を吐くとか、コオロギとイナゴのミュータントを発見するのが目的なのだろうか?。
それを発見したら映画化決定だな。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】

福島第一原発2号機の温度が急激に上昇

2012-01-15 06:38:30 | ネッタイムス・ブログのアーカイブ
大本営発表ならぬ大東電発表なのだが、東京電力は13日、福島第一原発2号機の圧力容器の下に設置されている温度計の数値が急激に上昇し、一時、100度を超えたと発表した。
温度計が故障した可能性が高いとして、東電は原因を調査中。

温度計は12日午後5時には48.4度だったが、午後11時には102.3度と急激に上昇し、13日午前5時の時点では116.4度を計測。
その後、13日午前11時には47.7度に下がったが、午後5時には再び116.4度迄、急上昇している。
これに付いて東電は、「内部の状況が完全に把握出来ている訳では無いが、損傷燃料の移動や再臨界なら、もっと全体として温度が上がる筈。そう言う懸念は小さいと思っている」とコメントしている。

東電は、100度を超えたのは計器の故障だから問題は無いと言い、一方では47.7度に下がっているから問題は無いと言う。
計器が故障しているのなら、47.7度の方が間違っている可能性も有ると思う。が、東電は都合の悪い数値は無視し、都合の良い数値だけを採用すると言う典型的な御都合主義なのである。
こんな都合の良い解釈は、単なる現実逃避としか言い様が無いな。

東電の会見で一番のポイントは「内部の状況が完全に把握出来ている訳では無い」とか「筈」との言葉。
当ブログでは、激動の2011年と福島第一原発事故の現状と今後の対策等のエントリで何度も書いているのだが、東電は誰一人として原発事故の現場を目視で確認しておらず、事故現場の状態を把握していないから、全て推測で語るしかないのである。

そして会見の最後は「懸念は小さいと思っている」と締め括っているのだが、大丈夫だと思うのは勝手だが、これは東電の希望的観測に過ぎない。
会見の場で、現場の状況を推測だけで説明したり、○○だと「思っている」等と言うのでは無く、現場を目視で確認してから報告するのが筋ってもんだ。

先日は、福島第一原発のセシウム数値が急上昇の原因にも書いた様な事も起こっているし、早急に現場を目視で確認する事が大事なのだ。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】