経済産業省の原子力安全保安院で18日、関西電力の大飯原発3、4号機(福井県)の再稼働に付いて、専門家の意見を聞く「ストレステスト意見聴取会」で、反原発の市民団体が傍聴室から乱入して騒動に発展、会場は騒然となった。
意見聴取会では、大飯原発の営業運転再開に付いて、技術的且つ化学的な見地も踏まえ、専門家らが出席して話し合う予定だった。
しかし、である。意見聴取会に反原発の市民団体が乱入した事で混乱。
乱入者は「福島(原発)の実態も反映しないのに、どうして安全と評価出来る?」とコメント。
会場では、大飯原発3、4号機のストレステストの一次評価を妥当とする審査結果が示される予定だったらしいが、一般人の傍聴が別室である事に反発した市民や、俳優の山本太郎らが会場に乱入したのである。
山本太郎は「是非、開かれた場所で、オープンな議論をして頂きたい。密室で決められても別室でモニターだけ見せられても、説得力無いものなんですよ。だから、是非、開かれた場所で、皆さんに後ろめたい事が無いのであれば、市民一人ひとりの命が懸かっている事ですから、是非、開かれた議論を行って頂けませんか?」と語っている。
議事進行が中断した事に付いて「ミスター直ちに」ことフルアーマー枝野幸男経産相は、「到底容認する事は出来ません。早急に検討して、出来るだけ速やかに再開したい」と述べている。
その後、経産省の庁舎内には警官隊が駆け付けた様で、室内には市民団体の約20人が残っており、委員は1~2人を残して全員が同じ階の別室に移動した模様。
山本太郎と言えば、九州電力の玄海原発2、3号機(佐賀県)の再稼働を巡っても、昨年7月11日に反原発団体のメンバーら約150人と佐賀県庁を訪れ、再稼働を認めない様に抗議活動を展開。
この抗議活動で山本太郎らは、建造物侵入や威力業務妨害等の疑いで告発され、その後、嫌疑不十分で不起訴処分となっている。
今回の意見聴取会に対する山本太郎らの意見は判らなくは無いのだが、乱入等の抗議活動を行えば、世間から見ると反原発の行き過ぎた連中が「集団ヒステリー」を起こしているとしか映らないよ。
その辺を考えて抗議活動しないと支持は得られないと思うが、過激な活動をしなければ世間の耳目を集めず、主張が知られないのも事実だから、難しい問題だわな。では。
【ネッタイムス・東坊京門・作】
意見聴取会では、大飯原発の営業運転再開に付いて、技術的且つ化学的な見地も踏まえ、専門家らが出席して話し合う予定だった。
しかし、である。意見聴取会に反原発の市民団体が乱入した事で混乱。
乱入者は「福島(原発)の実態も反映しないのに、どうして安全と評価出来る?」とコメント。
会場では、大飯原発3、4号機のストレステストの一次評価を妥当とする審査結果が示される予定だったらしいが、一般人の傍聴が別室である事に反発した市民や、俳優の山本太郎らが会場に乱入したのである。
山本太郎は「是非、開かれた場所で、オープンな議論をして頂きたい。密室で決められても別室でモニターだけ見せられても、説得力無いものなんですよ。だから、是非、開かれた場所で、皆さんに後ろめたい事が無いのであれば、市民一人ひとりの命が懸かっている事ですから、是非、開かれた議論を行って頂けませんか?」と語っている。
議事進行が中断した事に付いて「ミスター直ちに」ことフルアーマー枝野幸男経産相は、「到底容認する事は出来ません。早急に検討して、出来るだけ速やかに再開したい」と述べている。
その後、経産省の庁舎内には警官隊が駆け付けた様で、室内には市民団体の約20人が残っており、委員は1~2人を残して全員が同じ階の別室に移動した模様。
山本太郎と言えば、九州電力の玄海原発2、3号機(佐賀県)の再稼働を巡っても、昨年7月11日に反原発団体のメンバーら約150人と佐賀県庁を訪れ、再稼働を認めない様に抗議活動を展開。
この抗議活動で山本太郎らは、建造物侵入や威力業務妨害等の疑いで告発され、その後、嫌疑不十分で不起訴処分となっている。
今回の意見聴取会に対する山本太郎らの意見は判らなくは無いのだが、乱入等の抗議活動を行えば、世間から見ると反原発の行き過ぎた連中が「集団ヒステリー」を起こしているとしか映らないよ。
その辺を考えて抗議活動しないと支持は得られないと思うが、過激な活動をしなければ世間の耳目を集めず、主張が知られないのも事実だから、難しい問題だわな。では。
【ネッタイムス・東坊京門・作】