ネット爆弾(帝国ネット研究所)

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福島産の米からセシウム検出、既に販売

2012-01-30 02:11:49 | ネッタイムス・ブログのアーカイブ
佐藤雄平知事が、米の「安全宣言」を行った後も「怪しいお米、セシウムさん」の検出が続く福島県は27日、またしても伊達市の農家2戸の米から国の暫定基準値(1キログラム当たり500ベクレル)を超える1110ベクレルと700ベクレルの放射性セシウムを検出し、福島県内で規制値超えが判明した農家は伊達市や福島市等、3市1町の計38戸となったと発表。

県によると今回、基準値を超えたセシウムを検出した2戸は伊達市旧小国村の農家で、「怪しいお米、セシウムさん」こと汚染米は伊達市内の直売所で、既に約57.5キロが販売されていると言う。
販売されたのは1110ベクレルを検出した農家が出荷した精米済みのもち米であり、昨年10~11月に39袋が販売されたと言い、県は販売した汚染米の回収を呼び掛けている。

そんな中、JA全農福島は2011年県産米の一部銘柄に付いて、卸業者への売り渡し価格(相対取引価格)を引き下げる方向で調整を始めた事を27日に明らかにし、早ければ30日にも実施の方向。
理由として、東京電力の福島第一原発事故を受けた「風評被害」で販売が低迷する中、価格引き下げによる消費喚起が狙いと言う。
暫定基準値を超えるセシウムが、次から次に検出されている状況なのに、未だに恥ずかしげも無く「風評被害」と言う言葉を使うJA全農福島には、怒りを通り越して呆れるしかない。

まぁ、当ブログのエントリ、福島産あんぽ柿と米の生産者にも書いた様に、福島の農家は生産者の都合ばかりを重視して、消費者の事は考えていないのだろうな。
福島の全ての農家が生産者重視では無く、消費者の事を考えて生産や出荷を控えている農家も居るので、福島の農家と一括りにしたくはないが、福島の農家全体のイメージが悪くなるのは必至であり、真面目な農家は可哀想だ。では。

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【ネッタイムス・東坊京門・作】