ネット爆弾(帝国ネット研究所)

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民主党の懲りない面々・その10

2011-04-30 15:25:39 | ネッタイムス・ブログのアーカイブ
このエントリはネッタイムス・ブログのアーカイブと言う事で、過去の記事なので日時や状況は古いので宜しく。

小沢一郎被告の党員資格停止処分で、親小沢派と民主党執行部の対立は決定的となり、菅内閣の支持率も20%を割って「退陣水域」の中、菅総理は何とか社民党の協力を得て「衆院3分の2」での再可決をと、目論んでいる。
しかし、これに合わせて「菅降ろし」を企む、小沢一派が野党提出の内閣不信任案に同調するのでは無いか?。と、言われている。
そうなれば政局は一気に動くのだが、その黒幕である小沢は本気で解散総選挙を考えているのだろうか?。

小沢は今月7日、愛知県知事選と名古屋市長選で、勝利した河村たかし市長と大村秀章・愛知県知事に面会し、小沢に近い原口一博も元同僚の河村市長や、「たかじん委員会」繋がりで仲の良い、橋下徹・大阪府知事との連携を強めている訳だ。
小沢一派は、既成政党を批判する地方政党勢力と連携して衆院選を戦うつもりなのだろうか?。
小沢は自民党時代の1993年、宮沢喜一内閣の不信任案に賛成し、政界再編を仕掛けたのだが「歴史は繰り返す」の言葉通り、今回も不信任案に賛成し、仲間を引き連れて民主党を離党、政界再編を目論んでいるのだろうか?、謎である。

小沢一派が「菅降ろし」で、アレコレ画策している中、あのルーピーこと鳩山由紀夫前総理の例の「方便」と言った、失言と言うか、妄言と言うか、馬鹿発言が波紋を広げた訳なんだが、鳩山由紀夫と言う男は、これ迄にも失言ばかり繰り返している訳だ。
鳩山ポッポは、普天間移設先に付いて「最低でも県外、腹案は有る。」と公言していたが結局、辺野古で日米合意になり、沖縄を振り回しただけだった。
鳩山マミーからの子供手当てである「マミー献金」や「故人献金」と呼ばれた偽装献金も「資料を見てもらう」と言いながら、その資料提出を拒否した。

首相を辞めてからも、「次の選挙に出馬せずに引退する。元総理が何時までも、政治の世界で影響力を持つのは良くない。」と政界からの引退を表明したが、4か月後にこれも「まだ、遣り残した事がある。」と、舌の根も乾かぬ内に撤回。
鳩山ポッポは喋った後、「三歩歩けば、全てを忘れる。」と揶揄する声が有るが、政治家としての発言に責任感が無さ過ぎる。まぁ、一事が万事そんなだから、ルーピーと言われて笑われているんだがね(笑)。
しかし、ルーピー鳩山の方便発言は、予算関連法案に絡み、菅政権が秋波を送っている社民党の御機嫌を損ねる事になり、3分の2作戦が御破算になる可能性が出て来た。
当のルーピー鳩山は例の如く、何も考えず喋ったのだろうが、結果的に菅政権へ打撃を与えた事になる。

それにしてもルーピー鳩山の放言癖は酷いものだが、何故に民主党の面々は放置しているのか?。って事になるが、1996年に民主党を結党した時の資金は、鳩山ポッポが用意したと言う。
勿論、資金の大半はルーピー鳩山銀行から民主党への融資と言う事なのだが、鳩山ポッポには俺がカネを出したから、民主党が結党出来たのだ。と考えているのは言うまでも無いだろう。
一説には10数億円と言われる資金なのだから、当然と言えば当然なのかも知れないがね。

民主党のメンバーも鳩山ポッポの事をオーナーだと思っているから、代表も当然として鳩山ポッポだった訳で、ルーピー鳩山銀行への返済の目処が立つまでは、まともな代表選挙も行われなかった訳だ。
そんな事情が有るから、鳩山ポッポはオーナー意識が強く、我が物顔で振る舞っているのである。
まぁ、鳩山ポッポは桁違いの金持ちだから、回りも相手にするのであり、カネが無かったらルーピーなんざ、とっくの昔にお払い箱だろうね、間違いなく(笑)。

永田町の一部では、そんなルーピー鳩山と小沢が手を組んで、「小鳩新党を結党するのでは?。」と、言われているんだがね、そんな事は単なるブラフであり、民主党を離党して小鳩新党を結党なんざ、有り得ないと思うのだが、どうだろうか?。
まぁ、あれだ。今後も「コップの中の嵐」から目が離せない訳ですな。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】

民主党の懲りない面々・その9

2011-04-30 15:23:56 | ネッタイムス・ブログのアーカイブ
このエントリはネッタイムス・ブログのアーカイブと言う事で、過去の記事なので日時や状況は古いので宜しく。

菅直人総理は、既にレームダック状態であり、政権末期の様相を見せる中、永田町内外で「3月危機」と「ポスト菅」に注目が集まっている。
民主党内では「3月危機」と言われているが、菅総理が自暴自棄になって解散する以外は、菅総理の首を挿げ替えて民主党政権を維持する考えだ。
その為、「菅総理にヤケクソ解散をされたら完全に政権を失う。」との危機感から、「菅首相に花道を用意して退陣させ、3月下旬までに後継を決めて、新代表で体制を整える。」と言う声が広がりつつある。
それらを踏まえ「ポスト菅」を模索する動きが急になっているのだが、現時点で「ポスト菅」の有力候補は、「前川」じゃなかった「前岡」じゃなかった「前原」誠司外相と、「フランケン」と言う愛称でお馴染み(笑)の岡田克也幹事長だ。他にも名前が挙がっているのだが、前原と岡田の二人による事実上の一騎討ちだとの見方が有力だ。

共同通信と時事通信の世論調査で、菅内閣の支持率は二割を割った訳だが、更に支持率が落ちるのは確実だ。
党内には「菅総理では統一地方選が戦えない。」と言う空気が蔓延し、何とか情勢を変える為、予算関連法案の成立を目指し、「菅総理の首を差し出すから、関連法案に賛成してくれ。」と、野党に懇願せざるを得ない訳だ。

更に菅総理を苦しめるのが、菅総理の首を狙っている小沢一郎被告だ。
小沢は手下の議員を使って、会派離脱のパフォーマンスをさせて、菅政権を揺さぶり始めたが、小沢は「しつこい」ので菅総理が音を上げて、政権を「ポスト菅」に譲るまで続けるだろう。
しかし一方で、今後の政局に関し、菅総理が政権運営に行き詰まり、予算執行に必要な関連法案成立が出来なくなれば、「菅首相は降ろそうとしても降りない。そうすると追い詰められて解散する可能性がある。」と、小沢は述べている。
また、「解散になったら、みんな落ちてしまうから、気を引き締めて遣ってくれ。」と、親小沢派の議員に解散総選挙も頭に入れておけと指示している。
まぁ、当然の事なんだろうが、抜け目が無いと言うか何と言うか、どちらに転んでも良い様に手を打っている訳だ。
小沢の菅降ろしは、まだまだ続き「コップの中の嵐」が吹き荒れるのである。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】

民主党の懲りない面々・その8

2011-04-30 12:31:39 | ネッタイムス・ブログのアーカイブ
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先日、共同通信の世論調査で菅内閣の支持率が遂に2割を切って、民主党関係者に衝撃を与え、菅総理が精神的に病んでいる?でも書いたけど、菅直人総理の「パニック症候群」が悪化し、瞬きの回数が更に増えるのではないか!。って感じなんだがね。
共同通信に続き、時事通信の世論調査でも、支持率は前月比3.5ポイント減の17.8%となり、2割を割り込んだから、さぁ、大変。
鳩山内閣が退陣直前である昨年5月の9.1%も下回り、民主党に政権交代してから最低の支持率を記録した訳だ。
不支持率も同4.5ポイント増の63.7%と、菅内閣では最悪となり瞬きが増える所の騒ぎでは無い。って感じだ。

支持率下落の背景には、衆参「ねじれ国会」で、予算関連法案成立へ展望が開けず、強制起訴された小沢一郎被告の処分に絡む「コップの中の嵐」が有るのだろう。
余談だが、永田町では「与謝野馨が入閣した内閣は短命になる。」とのジンクスが有るんだけどね、そうなりそうな雰囲気で、与謝野は疫病神なんだろうかね?。
そんな「涙目」状態の菅政権に、更に追い打ちを掛ける様に、小沢一郎被告に近い衆議院の比例議員16人が会派の離脱を表明し、予算関連法案に反対も有り得るとして、菅総理に反旗を翻した。
離党はせず、会派の離脱だけと言う遣り方なんだが、この離脱メンバーの面子を見ていたら全員、見事に比例単独選出議員で、小選挙区選出議員が一人も居ない(笑)。
言うなれば民主党から議席を貰った議員ばかり、何なんだろうね、これは・・・。

まぁ、あれだ。民主党議員が、民主党会派とは別の会派に所属する事は出来るんだが、議員の会派離脱には現在所属している会派の了承が必要である。
つまり、岡田幹事長の許可が無ければ会派を離脱出来ないのだが当然、岡田幹事長が了承する筈も無く、今回の離脱は単なるパフォーマンスに過ぎないだろうね。
これら、会派離脱メンバーの一連の行動は、小沢が陰で操っている訳で、造反する姿勢を見せて菅総理を揺さぶり、追い詰めると言う「絵図を描いた」と言う事だな。
菅降ろしの動きは、この会派離脱グループだけで無く、他の議員グループも来週、菅政権の公約を検証する会を開くと言う。
両グループ共に解散総選挙は避けて、菅総理の首を挿げ替える事が目的だろうが、菅総理は辞める気配を見せていない。
しかし、政権運営に暗雲が立ち込め「3月危機」が、更に現実味を帯びて来た事は確かだろう。
当分の間は「コップの中の嵐」でゴタゴタ続くのだろうが、国民からすれば、早く経済政策等を進めて、景気を良くして欲しいのが、本音である。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】

民主党の懲りない面々・その7

2011-04-30 02:50:09 | ネッタイムス・ブログのアーカイブ
このエントリはネッタイムス・ブログのアーカイブと言う事で、過去の記事なので日時や状況は古いので宜しく。

相変わらずと言うか、「ブーメラン」と並ぶ民主党の御家芸と言うか、民主党は「コップの中の嵐」で、ゴタゴタしているね。
政治資金規正法違反で、強制起訴された小沢一郎被告に関する民主党の処分が、なかなか決まらない。
毎度お馴染みの結論先送りには、「遅漏のセックスじゃ有るまいし、早く出しやがれ!。」と、近所の爺さんが言うとりました。

菅直人総理は、小沢の「政治とカネの問題」に付いて、年頭の記者会見では「強制起訴されたら政治家として出処進退を明らかにし、裁判に専念するなら、そうすべきだ。」と、小沢の議員辞職を促す発言をした訳だ。
しかし、である。舌の根も乾かぬ内に、「政治とカネの問題は、ご本人がきちんと説明され、国民の皆さんが納得されれば、一つの方向性が出る。」と、一転して弱気な発言になる。
党代表として、自称「一兵卒」である小沢の処分を決断出来ず、説明に委ねるとは弱腰過ぎる。として、与野党からブーイングを浴びた訳だ。

そんなこんなで時間だけが過ぎていたが14日、民主党は役員会を開き、小沢に対して、裁判が終わるまで期限を定めずに「党員資格停止処分」とする事を決めたのである。
岡田幹事長は、小沢の強制起訴が「倫理規範に反する行為だ」として、裁判が終わるまでの党員資格停止処分を提案したが、小沢に近い輿石参院会長ら参院幹部が反対した。
輿石は「明日からどうなるか分からんぞ。自分が言った事にみんな責任を持て!」と発言、輿石の言う「責任」とは親小沢系の離反を指し、予算関連法案の衆院再可決に必要な3分の2の議席を確保出来ず、政権が倒れるぞ。と言う事だ。
それでも岡田は役員会としての処分案を押し切った。

「これで法案は一本も通らなくなり首相は辞めるしかなくなる。辞めないのならば党を割って新党を作るまでだ。座して死を待つよりは、その方が良い。」と、小沢側近は、遂に新党結成を明言した。と、言っても単なるブラフだけどな(笑)。
菅総理は「この決定、民主党としての一つのけじめです。」として、民主党は15日の常任幹事会で協議し、倫理委員会に諮った上で党として正式に処分を決める方針だが、党内の親小沢議員からは反発の声が上がる。
森ゆうこ参院議員「本日の役員会の判断は、私は到底、受け入れる事は出来ない。どうかしてるよ民主党、正気に戻れ民主党!。」と、何時もの様にヒステリックに喚き散らす。

この森ゆうこは、何時もギャンギャン喚いてるイメージで、「万年ヒステリー」って感じなんだけど、女性議員でギャンギャン喋ると言えば、田中真紀子衆院議員が思い浮かぶ訳だがね。
この森ゆうこってのは、田中真紀子のそれとは質が違うね、田中真紀子は口が悪くて、表現に「品が無い」場合も有るけど、笑える発言が多いんだけどね。
あの田中角栄の娘だけあって、親父さん譲りで頭が切れるし、演説の上手さも似ているんだけど、まぁ、親父さんと比べれば「駿河の富士と一里塚」位の違いは有るけどね(笑)。
真紀子の演説は、人によって「良い悪い」やら「好き嫌い」が有るだろうけど、味があるから人を惹き付けるよね。

だけどさ、この森ゆうこは、意味も無くギャンギャン喚いている感じがして、単なる「万年ヒステリー」で、何時もテンパってる。
そのヒステリックな面が顔に出ていると言うか、「ヒステリック丸出し」な訳だ。
森ゆうこに声を掛けると言うか、アドバイスをすれば「取り敢えず落ち着け」って感じだわな(笑)。
こんな事を書いてたら、森ゆうこに例の如く、ヒステリックに喚き散らされるので、本題に戻す。

鳩山由紀夫前総理は「何か問題が起きると、党の中で虐めみたいな事が起きる。」と、言ってるんだが、鳩山由紀夫と言えば、鳩山マミーからの「子供手当て」が思い浮かぶんだが、鳩山マミーってさ、俳優の「麿赤児」が女装している様な顔をしているよね?。
鳩山マミーを見る度に「麿赤児」を思い出すんだがね、気のせいかな?。
そう言えば、ドラマ「ハゲタカ」や「龍馬伝」に出演していた「大森南朋」は、「麿赤児」の息子なんだけど知ってた?。
「麿赤児」と「大森南朋」って似てないよね、似てると言えば「眼光が鋭い」所かな、母親似だろうか?。
「鳩山マミー」やら「麿赤児」やら「大森南朋」に話が脱線したが、話が脱線するのは僕の悪い癖(相棒・警視庁特命係の杉下右京・談)と言う事で本題に戻す。

親小沢派は、代表選挙で消費税などは言及されていないと批判し、野党が内閣不信任案を提出すれば同調する可能性を示唆している。
「菅総理には解散はさせない、総辞職に追い込む」と息巻いているが、内閣不信任案の可決には70人の造反が必要となる。
また、予算関連法案では造反出来ないとしていて、菅総理を確実に追い込む手立てが無い現状だ。
脱小沢派と親小沢派の亀裂は深まるばかりで、国民不在の「コップの中の嵐」がまだまだ続く。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】

民主党の懲りない面々・その6

2011-04-30 02:46:56 | ネッタイムス・ブログのアーカイブ
このエントリはネッタイムス・ブログのアーカイブと言う事で、過去の記事なので日時や状況は古いので宜しく。

さて、懲りない面々と言うか「アンポンタンのポン助」の話なんだが、河上満栄前衆院議員は4日、ツイッターで新燃岳の噴火に付いて「牛や鳥を大量に殺処分して、命を粗末にしている事に宮崎の大地の神様が怒り猛っているように感じる」とツイート。
口蹄疫や鳥インフルエンザで、家畜を殺処分したから今回の噴火が起こったとの内容にツイッターは炎上する等、ネットで批判が相次いだ。
翌日、河上はツイッターを閉じ、ブログで「多くのみなさまにご迷惑をお掛けしてしまいました」と謝罪した。
しかし、である。謝罪文には当初「今回、ネット上で、無名無数の方々から激しい罵りを受けました」「私も大変傷つきました」と書いていた事で再び炎上、文字通り「火に油を注いだ」訳だが、現在は削除している。

この河上誰某と言う「アンポンタンのポン助」は、2009年の衆院選挙で当選して間も無く、衆院議員から参院選の京都選挙区に鞍替えを表明したんだがね。
国会に出席せずに選挙運動をして批判を浴びた訳で、2010年4月から5月末までの二ヶ月間で衆院本会議に出席したのは僅か1日だけだったが、議員歳費は「ちゃっかり」貰っていた事も、批判を浴びたと言う経歴の持ち主だな。
本当にアレだな「馬鹿に付ける薬は無い」って事じゃ。と、近所の爺さんが呆れて言うとりました。

まぁ、あれだ。ポン助の話は「これ位で勘弁しといたるわ。」と言う訳では無いが、閑話休題。
当ブログ・ネッタイムスのエントリでも書いたが、予算が年度内成立しても、関連法案の特例公債法案が成立しなければ財源確保出来ない。って事になる。
自民・公明両党は4月の統一地方選を見据え、関連法案を「人質」に内閣総辞職を迫る公算が大きい訳で、拒否するならば衆院解散しかない。
民主党内には「関連法案と引き換えに菅総理の首を差し出せば良い。」と言う声も公然と出ている訳だ。

民主党内には、国会運営に付いてだけで無く、本来は「民主党王国」である筈の愛知県知事選と名古屋市長選のダブル敗北と言う事実に大きなショックを受けており、「菅直人総理では選挙に100%勝てない。」とも言われ、菅総理や党執行部に対する不満が渦巻いている。
今回のダブル敗北に付いて党幹部が、執行部への批判を逸らす為に「愛知特有の事情だ、国政はリンクしない。」と発言した事にも地方の民主党関係者から、「これから統一地方選を戦わなくてはならない地方党員を軽視している。」と、怒りの声が出ている訳だ。

そうでなくとも民主党に対して、世間の風当たりは強く「詐欺フェスト」「インチキ政党」「嘘吐き政党」「税金泥棒」等の怨嗟の声が巷に充ち溢れている状況だ。
これだけ不景気なのに満足な経済政策、景気対策、雇用対策を打ち出せないでいる、民主党に批判が集まるのは当然の話。
民主党が野党時代に小沢一郎被告が言った「民主党には、政権担当能力が無い。」が現実になった訳だな。
小沢は自民党時代に政権与党の一員として、政権運営とは何たるかを経験しているから、民主党の議員は経験不足の「素人集団」にしか見えなかったのだろう。

実際、今年度の経済対策予算の上乗せや、モラトリアム法(中小企業等金融円滑化法)も、自民党出身の亀井静香国民新党代表が、金融担当大臣の時に、連立を組む民主党の反対を押し切り法案化し、実際に予算を付けた訳だ。
モラトリアム法案を提出した時に、真っ先に反対していたのが菅総理だった事は記憶に新しい筈だ。
あの時に、経済対策予算を増やさず、モラトリアム法も成立していなければ、そうでなくとも最悪な経済状態が、もっと悲惨な状況になっていたのは想像に難くない。
モラトリアム法の返済猶予で救われた中小企業も多い現状は、企業の倒産状況を見てみれば一目瞭然である。
亀井の経済政策にケチを付けていた菅総理だが、奇しくも亀井の政策で救われているのだから・・・。

しかし、である。亀井のモラトリアム法の期限が迫って来ている訳で、モラトリアム法は、あくまでも返済猶予なのだから、当たり前の話だが、期限が過ぎれば返済が始まる事になる。
亀井もモラトリアム法の期限内に、新たなる経済政策や景気対策が行われる事を前提として法案化している筈だ。
この事が重大なのだが、民主党はモラトリアム法の期限内に、何もしていない状態である。そして期限が来る。
「3月危機」とは菅政権の危機だけでは無く、モラトリアム法の期限が終わる事も現している訳だ。

【ネッタイムス・東坊京門・作】