
織物企画、整経、経通しを終えていよいよ今日から織り始めだ。

正しく設計通りに経糸がセットされているか師匠の厳しい検査を受けて
OKが出てホッとする作者である。

織機の後ろ側からも経通しに間違いの無い確認を受けた。
この企画は8枚のソーコーを使っている、それはこの縞を使って
幾つかの組織織りも入れることも計画されている。

まずは師匠にサプライズをしてくれたのかミカン染めの緯糸から織り始めた。

すでに作者には仕上がり作品が想定されて計画通りなのか
迷うことなく織り進めていた。

試織の検査の結果このまま織り進めてもOKが出た。
あとは作者の作品制作の計画を基にただひたすら織っていくのだ。
三河木綿を使った蒲郡ならではの画期的な作品の出来上がりと、
そのあとの展開が楽しみである、頑張ってください。