今日は金曜日、朝から小雨がふる日となった
午後になると生徒さんがやって来ると教室は大賑わい
岡崎市、豊川市、西尾市、蒲郡市と各都市から集まった
手織名人?の生徒さん達です。
(もちろん名人と称号したい先生もいます)
昼夜織を織り始めたのが蒲郡市の大須賀さん
綜絖を操る組織織の難しさを訴える
縦糸のカラーを見ると縞整経に見えるが
単純な1:1の整経から明るいところと
暗いところを織り出す昼夜織を織っています。
岡崎市から通うToshieさん
今日もダイヤ地紋の帛紗を織っています
「組織織は難しいけど完成した時には他人では織れない
自分だけの作品が出来るのはこの上ない喜び」
美しい竹島を眺めながら手織ができるのは
厳しい日常の勤務を離れ心の解放には最高の教室です
今日の教室の課題であるゴブラン織基本組織を織って来たのは
豊川市の通うSotaさん、
たった3色の準通し整経なのに沢山の表現が出来て楽しい、
来週はもっと色々な組織を使った織物を織って来るかもしれない
Sotaさんです。
その横では西尾市から通うAoyamaさんがゴブラン織の
課題に挑戦するための作業をみんなでお手伝いである
手織織機に75本/inの縦糸を筬通しと綜絖を通すには
大変なので仲間でお手伝いである。
「助けられたり助けたりですね」
自助努力だけでは通らないのがこの世の中なのだ。
下の写真は裂織準備で整経を始めたHronakaさん
おっと、忘れていました
蒲郡市内から通うHironakaさん
裂織を織る準備の整経をしています
集中して静かなので忘れていました。
もう少しで織り終わるのは
西尾市から通うOotaさん
紺色を基調としたストールの完成真近である
「出来たー」
織り始めて何ヶ月?いや何年?
細番手を毎週織り続けてのです
良くもまー織り続けて来ました
頭が下がると同時に
こんな素晴らしいストールは買いたくても買えない
費やした時間と土欲の証は買うことの出来ない
そんなストールが今 肩に掛けた感慨は如何許りであろうか
感慨深げに作品を見るOotaさん
こちらのお二人は、超ベテランのSotaさんとNobutaさん
意匠図を見ながら組織の勉強に余念がない、
来週の作品が楽しみである。