TAKE-LOG 竹ログ

岡崎市から小学生の遠足で三河木綿の手織り体験

1月26日(火)は岡崎市立矢作西小学校5年生の生徒さん67名が遠足で
竹島クラフトセンターの三河木綿手織り体験にやってきました。

矢作西小学校では5年生が、1年をかけて綿の栽培と糸紡ぎをしました。
その糸を持って蒲郡に遠足に来て蒲郡博物館で繊維の歴史と竹島クラフトセンターでの
機織り体験、楽しいお弁当は芝生広場です。

朝9時30分にバス駐車場に1クラス目の生徒さん34人が到着、
早速好きな色糸を巻いたシャトルと、自分で栽培した綿で作った糸を片手に
17名が織機に座って機織りが始まりました。



バスを貸し切っての生徒の移動と67名の機織り体験を実施する
岡崎市立矢作西小学校の努力に頭が下がる思いで体験授業に
私どもスタッフも力が入ります。

「ガラ紡も勉強しました」
さすがガラ紡の本場から来た小学生です、地元の歴史も学んでいます。

「すごい、織物ができるんだ」
「自分の糸が織れて楽しいです」



竹島クラフトセンターは6人の応援スタッフでした。
「はい、糸を変えたいです」
「はい、ここがうまく出来ません」
次々に出る作業の対応と質問にスタッフもおうわらわの3時間も過ぎた頃
67枚のコースターが完成しました。
全員が芝生広場でお弁当を広げ 楽しい遠足ができました。



繊維産業ばかりでなく各地の地場産業が消滅の危機にさらされているが、
織物の基礎中の基礎である棉の栽培と糸作りと機織り体験から、
織物という物を得る作業を通じて日本の物作りを足元から見直す勉強が
小中学から行われることが、伝統文化を新たな目で見直し新たな産業として
転換できる日が必ずやってくると、新たな希望の火を見たのです。

芝生広場から立ち去る時に全員でゴミ拾いをしていただき
遠足を通じて社会の一員の認識を持って行動する姿に感激をしました。
「風がどちらから吹いているか考えて」
この言葉、私も戴きました。

蒲郡市の観光の中心地竹島海岸竣成苑内にある竹島クラフトセンターの主人が投稿するブログです。

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