見出し画像

TAKE-LOG 竹ログ

一年ぶりのゴブラン織り新作

コンピューター上で織物の企画を作り上げる

先週コンピュータを使って作図した織物設計図をプリントアウトした。

迷いまくったのち、経糸緯糸のカラーを決めた。

それぞれの糸を綛から球に巻き取るといよいよ織物制作へGO!

織物意匠図は実際の糸のカラーとはちがって

織物作者や紋彫り職人や紋紙制作コンピュータが色別しやすい様なカラーを使って

作図するので実際の糸のカラーとは大分違ったデザインになっている

 

竹島クラフトセンターでは整経台はそれぞれの織機にセットされ

自分の織機のスペース内で作業が出来る様になっているので

下に織機が折りたためられている

今回のゴブラン織はシンプルに経糸3色を基本にして組織が作られているので

その企画書通り整経作業が行われている。

織物制作に入り一番神経を使うのはやはりカラーの問題である

絵の具を混ぜて使う絵画の絵の具とはちがって織物の場合は

糸と糸が重なって色を作っていく、どの色糸がどの色糸と重なったり

かすかに見せたりは組織を使い分けて表現するのです。

この経糸3色と緯糸3色の混合でどんなデザインを表現するか

”ちむドンドン”と不安が入り混じった気分なのだ!

紋紙フロッピーデイスクを電子ジャガード織機に挿入する時も

”ちむどんどん”だったな〜♪

今日は1152本の整経が終わった。


蒲郡市の観光の中心地竹島海岸竣成苑内にある竹島クラフトセンターの主人が投稿するブログです。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「私の棉と織物」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事