春の一日穏やかな日を受けたクラフトセンターの教室に
一人の女性が手織り体験の最中です。
「あれ!以前も体験しましたね」
「そうです、今回は糸作りからしたいので」
紡錘車の登場です
棉のタネを取り、弓を使った綿打ちをして
その棉をつむぐのです
「あー、切れちゃったわ」
「難しい」
と言いながらもスタッフの指示で糸が出来ました。
今度はその糸を持って織機に向かいます
スタッフから織物の原理と織機の取り扱いを教わりながら
機織り体験が始まりました。
「今度は上かしら」
「あれ、間違えた」
「間違えても大丈夫、織物は戻せます、失敗は成功の元と言います」
「でもね〜」
流石に2度目の体験だけに綺麗な織りを見せています
自分が紡いだ糸も織り込みました。
「作った糸はすごい存在感がありますね」
「そうなんです、流通している規制の糸とは違って
機械で作りたくても出来ない貴女だけの貴重な糸なのです」
そして煩雑な房つくりも終えてコースターの完成です
「嬉しいです」
「夢中になってしまう楽しさは不思議ですもっと織りたい気持ちです」
と、嬉しいコメントをいただき嬉しいTCCの主人でした。
おめでとうございます