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TAKE-LOG 竹ログ

綿糸を紡ぎ枷取り作業に暮れる

自分の畑で採れたコットンを糸に紡ぎ続けた

今日はその紡ぎ続けて貯めた糸を枷に撮る作業をするToshieさん

前日に鍋で煮立てた糸は撚り癖も取れて素直で扱いやすい

煮出した糸は柔らかく膨らみ優しい感触は嬉しい

「小さな筍が糸に変わっていく」

ゆっくりとゆっくりと枷にとる

「心を込めてとはこんな感じだわ」

ゆっくりゆっくり巻き上げていく

自然の芽生えた綿が糸に変わりやがて織物になり生活に使われる

その種を植えて綿が咲き糸に変わる、全くの持続する生産活動だ

持続的生産は地産地消が基本であると思っている

今、目の前に展開している作業は数千年と続いて来たのだ。

太陽の元に干されて風に靡く綿糸は大量生産された糸とはちがう

自然の摂理の中で生まれ、自然のリズムで出来上がっている

手紡ぎの太さも細さもこの柔らかさも例えようも無いほど自然なのである。

地元の畑で採れた綿を糸に紡いだ糸は自然(じねん)糸なのだ。


蒲郡市の観光の中心地竹島海岸竣成苑内にある竹島クラフトセンターの主人が投稿するブログです。

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