息子さん２人が三河木綿のフルコース体験にやってきました。
三河木綿のフルコースは日本古来の綿を使用して綿から糸を作り、
織物に織り込むという 他には無い一般観光客を対象にした手織物体験です。
早速三河の綿の種取り作業が始まりました。
江戸時代の綿繰り機をもとに復元したものを使って種と綿を分ける作業をしています
出来た綿を綿打ちをして綿をほぐしふあふあにして、その綿を紡ぐ手紡ぎの作業です。
「トヨタの博物館では見たことがありますが体験出来るんですね」
「綿がよじれて糸になっていくよ」
スタッフから綿が糸になるメカニズムを教わりながらの作業です。
３人とも綿から糸を作る作業が終わると 出来た糸を使って
機織り体験が始まります。
最初はスタッフから織機の操作方と織物の理論を学びましたが
すぐ慣れてくると余裕の顔で作業が進みます
「機織りも楽しいです」
「実は僕の父は豊田自動織機の社員です」
「そうですか、豊田佐吉さんが自動織機の発明で世界で沢山の命が救われたのですよ」
などなど織物談義を交わすうちにコースターが出来上がってきました。
そして、自ら綿から糸を作って織物を織りコースターが完成しました。
短い時間でしたが、紡績から機織りを学習していただきました。
見事なコースターが出来上がりました。
おめでとうございます。
