TAKE-LOG 竹ログ

TCC竹島クラフトセンター、洋棉(アップランド綿)の栽培

三河地綿も和綿も終わりの時期をむかえました。
畑の雑草も枯れ草色になって冬の寒風にさらされて
和綿も枯れて来ました。



そんな畑で洋棉はまだ開ききらないコットンボールがいっぱいです。
洋棉は完全に枯れないとコットンボールが開かないのです。

これから枯れて開いたコットンボールを毎日収穫する日が始まるのです。



洋棉を栽培してみて思ったのはアメリカではコットンボールを
収穫するのに枯れ葉剤を散布する意味がわかります。

コットンを大量収穫するためには棉の葉を枯らして収穫しないと
棉に枯れ葉が混じり込み棉が汚れるのです。

葉が枯れ落ちて棉だけになった棉の木から一挙に棉だけをバキューム
して収穫するために枯れ葉剤を使用するのです。



一般消費者はコットンと言えば自然繊維で肌に優しいと思われがちですが
外国から輸入されるコットン栽培の実情は知らされていないのが実情です。
大量に棉を必要にして安価な棉を必要とする現代になって科学物質の
枯れ葉剤も仕方がないのか?、
悩ましい問題である。

科学肥料も農薬も一切使わない無農薬有機栽培で、虫除けの雑草だらけの畑で
栽培しているが、自然栽培の私の棉も牛糞や鶏糞を肥料に使うので餌に
抗生物質が入っているから、オーガニックコットにはならないのだ。

それを考えると自然な棉を手に入れるのは大変な時代だ。

蒲郡市の観光の中心地竹島海岸竣成苑内にある竹島クラフトセンターの主人が投稿するブログです。

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