今朝、出勤しようとして車に乗り込もうとすると、フロントガラスに霜がびっしりついていました。しばらく暖機運転をしてから登校しました。
軽井沢は冬間近です。
さて、2学年は修学旅行3日目です。
昨日の「校長日記」で書きましたとおり、伊江島民泊が中止となりました。今回の修学旅行の目玉であったがゆえに、また、生徒達も大変楽しみにしていたゆえに、大変残念でした。伊江島の皆様にもご迷惑をおかけしました。
本日は、予定を大幅に変更し、首里城公園見学、恩納村での体験学習等を行います。
写真は、嘉手納展望台からの米軍嘉手納基地見学です。
エイサー体験
これらの写真は、昨日同様、漆原先生からメール送信してもらいました。
宿舎は、昨晩泊まったホテルに連泊します。
明日は、台風21号の影響に鑑み、当初予定を早め、10時に那覇空港発の飛行機で羽田空港に戻ってくることとしました。
昨日、他の案も含めて、継続的に現地の旅行隊と協議して、私のほうで最終判断をしました。今朝、改めて、旅行隊に問い合わせ、旅行行程を確認しました。
今回の修学旅行に関して、行程等で予定と異なることを行う場合は、予め、旅行隊から教頭に連絡を入れ、校長の判断を仰ぐように頼んでおきました。
ここまで、旅行隊が示した原案を、教頭先生と検討の上、その都度、承認してきました。
生徒引率だけでも大変なわけですが、こうした危機管理対応も、旅行隊の先生方は、ここまで、適確に行っていただき感謝しています。
こうした場合、「指揮系統の混乱」が、大変な事態になることは、歴史が教え示していますね。
本校では、3年前の修学旅行で、「新型インフルエンザ」に罹患した生徒が次々と出て、その対応を行った経験も今回の対応に生きています。
当時の京田校長先生が、「『八甲田山』の教訓を、こうしたときには生かしていかなければいけないよ」とおっしゃったことを思い出します。また、「一度、決断したら、ぶれてはいけないものだ」とおっしゃった言葉も思い起こします。
「八甲田山」というのは、明治時代の1902年(明治35年)に、青森県八甲田山での陸軍八甲田雪中行軍遭難事件のことで、小説及び映画にもなっていますから、ご存じの方もいらっしゃるかと思います。
新田次郎著『八甲田山死の彷徨』が、この事件を題材に執筆された小説です。映画は、「八甲田山」という名前でした。高倉健さんも出演していましたね。
危機管理の教訓及びリーダーシップのあり方が示されたこの小説、私も読みました。
もし万が一、明日10時の段階で飛行機が飛ばないような事態となると、沖縄に延泊することもありえますになります(明日朝の状況で変更することもありえます:10月17日16時30分記載)。
明日の旅行行程は、明朝、旅行隊と連絡を取り合い、最終判断をします。最終的には、台風21号の進路と飛行機会社の方針を踏まえて決めていくことになろうかと思います(10月17日18時45分記載)。
1学年は今日と明日、学習合宿を行います。
本日は、8時に貸切バスで学校出発
生徒たちはいつもより登校時間が早かったわけですが、予定の5分前には、全員が揃っていました。
教頭先生と飯島教務主任と見送りました。
午前中に、信州大学工学部、清泉女学院大学、長野医療技術専門学校の3コースを、各自の希望調査を踏まえて見学
写真は、清泉女学院大学見学の様子です。清泉女学院大学に在学中の本校卒業生2名が説明を行ってくれました。
写真は、長野医療技術専門学校見学の様子
写真は、信州大学工学部見学の様子
午後、宿舎となる長野市松代のホテルで、長野予備学校の金井さんによる進路講演会を実施
講演会の様子
これらの現地の写真は、湯本先生、清水先生、布山先生からメールで送ってもらいました。
その後、英語・数学・国語等の学習を行います。
この「学習合宿」、修学旅行の裏番組として、今年度はじめてこの時期に設定しました。昨年度・一昨年度は2月に実施し、2年生になる直前の生活習慣と学習習慣の確立を目的に行っていたものを、一歩進めて、前倒しで行っています。
「規律確保」もこの合宿の目的です。集団行動・団体生活ができるように、生徒達を慣らしていくこともこの合宿の目的の一つとしています。
最大の目的は、「学習合宿」の名前の通り、「学習習慣の確立」にありますが。
この「学習合宿」は、1学年の正副担任6名に生徒引率をお願いしています。
当初、松沢教頭に「陣中見舞い」を兼ねて、宿舎まで様子を見に行ってもらおうと考えていましたが、修学旅行対応を優先し、学年の先生方には申し訳ございませんが、松代には行かないこととしました。
3学年は、授業後、学年の行事「性教育講話」を行いました。
東御市立助産所とうみから2名の助産師さんをお迎えし、「10代の妊娠・出産・中絶の現状と男女交際、子育てについて」の講義を3年生全員にしていただきました。藤沢さんと青木手さんの二人の助産師さんです。
午前中に、本日の講話の資料を、保健室の鬼久保先生が届けてくれました。
「真に人を愛するという素晴らしい行為は、相手に対する『配慮』『責任感』『尊敬』『理解』なしには成立しないと思います。相手への思いやりは、自分自身の存在をしっかり認め、自分を好きになることから始まります」といったことが書かれていました。いい言葉ですね。
講話終了後、校長室で、お二人の助産師さんと担当の鬼久保先生と、しばしお話をする機会を持ちました。
私の知らなかったこともあり、大変勉強になりました。
講話の感想は、放課後の終礼で書いたとのことですので、また、感想文をお二人に郵送することをお約束しました。
また、3学年では、卒業アルバム用の3学年全体写真を中庭で撮影していました。
予報どおり、午後になり、上の写真とは打って変わり、雨が降り始めました。