軽井沢高校 校長日記 2012・2013

軽井沢高校の様子を校長の視点から伝えたいと思います。ご愛読願います。

10月1日(月)特別支援教育会議 137

2012-10-01 09:21:41 | 日記

 10月になりました。衣替えですが、6月1日の日記でも書きましたとおり、本校では、衣替えはありません。

 そうはいっても、今日から「クールビズ」は終了ということで、私は、久しぶりにネクタイを締めて登校しました。

 間違えました。事務室の油井さんと西沢さんから指摘されました。10月いっぱい「クールビズ」の期間だそうです。今年は5月から10月まで「クールビズ」の期間です。

 10月は「神無月(かみなづき)」といいますよね。神様が皆、出雲の国(現在の島根県東部)の出雲大社に集まり、他の国にはいないゆえと考えられてきました。また、雷のない月の意味とも、新穀により酒をかもす醸成月(かみなしづき)の意味ともいわれます。出雲の国では、当然、日本中の神様が集まってくるので神在月(かみありづき)となるそうです。

 強い台風17号が愛知県東部に昨晩19時頃上陸し、その後、夜半、軽井沢に最も接近しました。今朝は早めに出勤して、校内に被害がないか確認しました。校外を一周しましたが、これといった被害はなくほっとしています。

 昨日、軽井沢は15時頃から雨が降り始めました。17時頃から風も出てきました。

 今朝は、台風一過、晴れわたっています。

 学校から離山方面を撮影

 前置きはこのくらいにして、本日、標記の会議が望月高校を会場として行われますので出かけてきます。今日も勉強してきます。

 以前に、この日記で少しふれたことがありますが、高校界においても、「特別支援教育」に関わる理解が大変重要になってきました。私も率先して勉強しなければならないと思っています。

 望月高校正面玄関

 さすが書道の町「望月」。

 写真の右上は望月の生んだ郷土の偉人・書道家の比田井天来先生の書、左側の2点の書は、書道部の皆さんのものです。校長室に飾られていました。生徒の作品は、県書道展金賞の書とのことででした。

 さらに、手前に見える「椅子」に注目ください。

 椅子の左側についている「刻印」、わかりますか?

 「陸士」と刻印されています。

 「陸軍士官学校」の略ですよね。

 戦時中に、陸軍士官学校が、この地に疎開していたことの名残の椅子です。

 望月高校の校長室には、先の大戦関連の「お宝」があると以前から聞いていました。ついにその「お宝」を拝見するという念願が叶い、うれしく思いました。

 陸軍士官学校の校長の机もかつては望月高校の校長室にあったそうですが、現在は望月歴史民俗資料館に移されています。

 以上3枚の写真、先週、別件で望月高校をお訪ねしたときに、撮影させていただきました。

 今井校長先生に感謝申し上げます。

 今日で、長野新幹線が開業して15年経ったとのことです。

 もうそんなに経ったのか、というのが実感です。

 私が初めてこの長野新幹線に乗車したのは、岩村田高校の修学旅行の引率で沖縄に出かけたときのことです。

 開業してすぐの平成9年(2007年)10月でした。新しく建設された「佐久平」駅から乗車したことを覚えています。

 新幹線の開業で、佐久平駅周辺は大きく変貌しました。また、軽井沢もしかりです。首都圏への通勤が可能になったということは、社会増による人口増加をもたらしました。軽井沢町は3000人も人口が増えているそうです。