心の奥にある神秘の力

この、心の力がどれだけ人生に影響を与えるか

30年間鬱とパニックで苦しんだ女性復活途上

2017-01-31 15:35:07 | HP

初めての人はプロローグから見てくださいね


今回は30年間鬱とパニックに苦しんだ女性が
どのようにして復活途上まで来たか
そのお話をしましょう

2015年4月28日
パニック障害の女性が知人の紹介で来ました

年齢は当時58歳・・・ しかし顔は80歳
顔面半分が垂れているんです

話を聞いてみると30年前の28歳の時息が苦しくなり
運転も出来ないような状態になり救急車で病院へ
しかし、原因はわからず 更年期障害でしょう と診断されたようです
28歳で更年期とはおかしな話ですが・・・

それから数年後に心療内科が出来て
そこで診断を受けると 鬱とパニック症候群と診断

その後30年なんとか薬を飲みながら
様々な治療を体験するも状態は悪くなるばかり

終いには、ゴミ出しに外に出ることもままならず
来館する半年前から一人で歩くことも困難になり
仕事も辞める羽目に追い込まれる

そんな状態になった時
知人の紹介で 平成27年4月28日 に来館したのです

話を聞いてみると 原因は 幼い時の育った環境にあるようです

そこで、この女性に聞きました

あなたの願いは何ですか?

> 普通の人のようにスーパーに行って買い物したり
  歩き回りたいんです

そして、治療が始まるわけなんですが

彼女の住んでいるマンションからカロスまでは歩いて1分もかかりません
しかも 自転車で来るんです 何でか?
早く帰れるから・・・
(現在は、歩いてきてます)

もちろん
一人では来れないので友人に付き添ってもらっての来館
帰りは一人で帰れるんですが、それでも帰る時間が近づくと
プチ、パニックが出る

この状態は治療開始から2ヶ月続きました
そんな時

彼女から電話 

「先生、身体がしんどいので今日は休ませてください」

たっちゃん先生

 「だったら 君の好きなようにしなさい」

この返事を受けた彼女はこう思ったそうです

「先生に見放される、そうなったら自分はお終い
 もう2度と復活することはない
 精神病院に入院する羽目になるのは確実」

そう思った彼女は、すぐに治療にやってきました
つまり
ぼくの足にしがみついたんです

この時のことを後に聞いてみると

> まだ治療開始から1ヶ月しか経っていないのに
  どうしてそんな気持ちになったの?

彼女曰く 「わかりません」

ここが運命の分かれ道です


そんな彼女が
2つのことを実践した結果8ヶ月後には
スーパ―マーケットに一人でいけるようになる

それから4ヶ月後(開始から1年後)には
自転車で松山市を半周するほどになりました

彼女には絶対に後ろは見ないと約束させて
たっちゃん先生が後ろから自転車で着いていくわけです

この訓練を雪の日も真夏の日もやるわけですよ
そりゃ本人も必死ですよ

でも、後ろからパワー送ってますからね 大丈夫
この訓練模様は いつか詳しくお話しします

その後
来館した1年6か月後にはフルタイムではないですが
職場復帰出来ました

後、3年でこの女性は完全復活を果たします

その時には、もう二度と昔には戻らない
「強い心」 が備わっていることでしょう


2つの 根本治療

1)今までの価値観を改めることから始まります
   そのためには ほんとのことを知る ということ

2)それと 体を使った実践 
   ここでは詳しい内容は控えます

彼女は希望と夢に向かって着実に歩んでます

自律神経を病んでいる皆さん 薬ではこの病は決して完治しません

元気になりたいという強い意志があれば必ず社会に復帰できます

大事なのは、この 「意志」 です

 

 

Kalos Forest

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