かわずの呟き

ヒキガエルになるかアマガエルなるか、それは定かでないが、日々思いついたことを、書きつけてみようと思う

今日は日曜日で床屋さんの日でした。

2015-10-11 | 気ままなる日々の記録

予約制で僕も予約をしていました。

  幼稚園の通園バスぐらいの大きさのバスの後ろ部分に折り畳み式のリフトが付いていて、運転手さんがリフトの床部分を倒して車いすを乗せ、ボタンを操作されると、リフトが上がって、車いすがバスの中に入れるようになります。バスの中は大きな鏡が設置されていて一般の床屋さんと同じ椅子と洗面台が用意されていました。車いす3台と歩けるお客さん用の椅子1台合計4人のお客さんを収容できるようになっていました。此処にいつもは3人の理容師さんが乗り込んでいて手早く散髪して下さるのだそうですが、今日はお2人の理容師さんがキビキビと働いておられました。

  僕が困ったのは次々と○○はどうしますか?と聞かれることでした。例えば前髪をわざと長くしてその髪をかき上げる仕草でポーズを造ろうとする髪型があるようで、「切っていいですか?伸ばしますか?」と訊かれることでした。そんなこと考えたこともなく、突然聞かれても答えようもなくついに

「お任せします。若つくりで格好よくしてください。年寄り風はやめてください。」と答えました。理容師さんは笑いだし「分かりました若作りのいい男に仕上げましょう」とのこと。「それでお願いします」と私。それから、安心して得意の居眠り。

  驚いたことに、最近は昔のようなカミソリは使わないようで、日本カミソリの通りの形をしたバリカンのような道具で髭も剃ってもらいました。これなら、誤ってお客の皮膚を切る心配はないと思われます。小さなモーターが回っていてバリカンの上の刃が左右に振れ髭を切る構造のようでした。従って以前のように石鹸を髭の部分に塗る必要もなく、何かゼリー状の物を塗って延ばしていました。

  一般の床屋さんもこんな風に改革されたか、此処は介護用の床屋さんだからなのか分かりませんがこの道具を使えばそれほど難しい技術は必要ないことになりそうです。そうなると、理容師免許にも影響が出て、昔ながらのカミソリは使わないことを条件に開業が認められる床屋さんも出てくるような気がします。従来の床屋さんの組合が猛反対するでしょうが・・・・・。(T)

 


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