IBUSHI GALLERY 瓦廊

兵庫県伝統的工芸品『淡路鬼瓦』指定窯元 株式会社タツミのブログ

ストーブの季節。

2008年12月08日 | 鬼瓦、鬼師について
先週末から寒さが増していますが、 工房では土に影響するためエアコンは厳禁。 ですが、寒くなると一台の石油ストーブだけ使っています。 あまり鬼師たちの作業台の近くには置けませんが これがあるのとないのとでは大違い! 土(粘土)も冬場は冷たく、触り続けていると 手が冷え切ってしまうので、 たまにストーブに寄って暖をとります。 これからしばらくは冷たい土との格闘が続きます。 . . . 本文を読む

山茶花が見頃です。

2008年12月06日 | 瓦廊 TATSUMI
今日の淡路島はとても寒かったです。 少しだけ雪もちらついてたみたいです。 ずっと暖かい日が続いていましたけど、 昨夜から急激に冷え込んできました…。 門屋の瓦の庭では只今山茶花の花が見頃です。 寒いけど花を見るとちょっと身も心も温まる気がしますね~。 以前、ツツジとサツキが似ていて 間違えてしまったと言うことを書きましたが、 山茶花と椿もよく間違えるみたいです(私だけかも…) 去年の . . . 本文を読む

瓦の能面。

2008年12月05日 | 瓦廊 TATSUMI
先月淡路島のいざなぎ神宮で「第三回淡路島薪能」という イベントがあり、主催者からの要望で「翁」の能面を いぶし瓦で作る事になり製作に入りました。 「翁」の写真を元に作り始めます。 鬼師もさすがに能面を作るのは初めて…。 焼き上がった後、髭や眉も取り付けました。 特注の木箱に入れて完成! 当日、設けられた淡路瓦のブースに展示され、 沢山の来場者の方々に関心を持って見てい . . . 本文を読む

菊の花。

2008年12月04日 | 飾り瓦について
別注製作の菊の隅蓋です。 こちらは古瓦の写真を元に鬼師が復元製作しました。 かなり上向きの菊の花です。 上から見るとなんか可愛らしいです。 空に向って羽ばたいているようにも見えます。 ちなみに弊社のレギュラー品の菊の隅蓋はこちら。 . . . 本文を読む

シボネ

2008年12月03日 | 私事
今日も東京の事。 展示会場は表参道にあったので仕事のあと、 チョッと近辺を散策してきました。 色々と回った中で一番気になったお店がこちら。 青山のベルコモンズ内にあるシボネというお店。 インテリア雑貨のお店です。 この店は同じ展示会に出展していた方に教えてもらったのですが 枠にとらわれないデザイン性の高い商品が沢山。 関連書籍も充実していて個人的にはとても気に入りました! 仕事とは . . . 本文を読む

『明日の神話』

2008年12月02日 | 私事
先週東京へ行った時、渋谷駅にある 岡本太郎の『明日の神話』という絵を見てきました。 つい最近ここへ取り付けられたばかりだそうです。 壁面に飾られたこの絵の大きさは縦5.5メートル、横30メートル。 かなりの迫力です。 この絵は原子爆弾が炸裂する様子なんだそうです。 原爆というと負のイメージばかりを思い浮かべます。 この絵にもその悲惨な世界が描かれてはいるのですが、 それだけではなく、力 . . . 本文を読む

達磨窯の窯焚きへ。

2008年12月01日 | 淡路島
土曜日の夜、達磨窯のお手伝いに行ってきました。 この日は風もきつくて寒い日でしたが、 窯の周りに積み上げられた薪が風除けになり、 窯の火もあったので、何とかしのげました…。 今回で5回目の窯焚きですが、最初の頃と比べると 窯も一回り大きくなり、随分と迫力、貫禄が出てきたようにも見えました! 夜明け。 いつもはこの時間に帰る(睡魔に勝てず…)のですが、 今回こそは窯焚きのクライマ . . . 本文を読む