鬼瓦の修理が完成しました。
今回の鬼瓦、経の巻に似ていますが違うようです。
頭についている丸紋は月か星を表していて
神社などで稀に見られる鬼瓦のようです。
修理前。
見たところあまり負傷してなさそうですが…。
洗っていると裏っ側に怪しい針金。
ゆっくり外してみると案の定、
片足が割れていたようです。
針金で応急処置をしてありました。
修理、最焼成後。
無事に足も元通り!
綺麗な . . . 本文を読む
瓦の庭に続いて、次は
表の一画に瓦を使った駐車場のを作ることに…。
今回も瓦の壁に使用した角柱ブロックが活躍します!
今日の淡路島はチョッと肌寒かったんですけど、
日が暮れるまで作業は続いていました。
さて、どんな駐車場になるのか!
出来上がったらまたUPします!
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柏紋について。
字の通り、柏の葉を図案化したものです。
柏の葉は広く、葉肉が厚いのでその昔、
食物を盛る食器とされていたそうです。
食膳をつかさどる者を、古語で「かしわで(膳夫)」と
言ったことにも関連があるとか。
食器として神事に使用されてから柏木を尊重するようになり、
「かしは木はもりの神」(「狭衣物語」「枕草子」)として
神聖視されたそうです。
『丸に三つ柏』
柏の紋様として三つ . . . 本文を読む
GW休暇も終え、鬼師達は今日も朝から窯出しです。
窯から出たての瓦には煤がいっぱい。
このままでは出荷出来ないので、
一つ一つ丁寧に煤を払っていきます。
この時、商品に傷や割れなどがないか厳しくチェックもしています。
大きな瓦も小さな瓦も同じように手作業で包装まで行っているのです。
昨日久しぶりに夕焼けを撮ってみました。
いい環境で仕事をしているんだなぁと改めて思いました。 . . . 本文を読む
大宇陀一人旅のつづき。
大宇陀は、吉野への入口という地の利を生かして
吉野葛、薬草の集散地として栄えたそうです。
看板のデザインも多様で、この唐破風付きの看板は
この町のシンボル的なものだと言います。
現在は歴史文化館として開放されていました。
今ではお菓子の原料として知られる葛ですが、
昔から薬として使われてきたそうです。
二日酔いに効くそうですよ!
今でも約250種類の薬草が植えら . . . 本文を読む
ふらっと一人旅に行ってきました。
奈良県の北東部、大和高原の南端にある
大宇陀という四方を山に囲まれた小さな町へ…。
ここは南北朝の頃に織田藩三万石の城下町となり、
この地方の中心都市となったそうです。
江戸時代から昭和初期に建てられたという町屋が数多く残っています。
街道に沿って瓦屋根が軒を連ねていて、
細格子や虫籠窓(むしこまど)、袖壁に
黒漆喰、犬矢来、うだつなどを備えた家々 . . . 本文を読む
明日5月3日から5月6日までGWのお休みに入ります。
工房ではやり残した仕事を終わらすため、
鬼師たちの作業は遅くまで続きます。
土はその日の気温、湿度などに左右されやすい性質です。
休み中でも乾燥中の白地の具合を気にかけ、
時には工場へ様子を見に来なければいけない場合もあります。
瓦が焼きあがるまでは油断は禁物です。
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