工場の近くでよく野生の狸を見かけます。
どうやら山に住んでいるようです。
野生なので人にはまったく慣れてはいませんが、とても愛くるしい顔をしています。
じぃ~っと見つめてやると、向こうもじぃ~っと見つめてきます。
聞くところによると、狸は民家のあるほうへあるほうへと寄ってくるそうですね。
兎と一緒で寂しがりやなのかもしれませんね♪
調べてみると淡路には狸にまつわる話がとてもたくさんあります。
徳島には狸の信仰が多いので、それが淡路島にも伝わってきたという
説があるそうです。
その中でも一番に有名なのは芝右衛門狸の話です。
人間に化けてお芝居を見に行くという少し悲しくておかしいお話です。
狸は人を化かすにしても、狐や猫と違ってどことなく茶目っ気があって憎めません。
お寺などの昔話で語られている狸の名前もユニークです。
お松つぁん、治兵衛、おさよちゃん、お万さん、などなど。
もうじき紅葉シーズン。
小さな祠や寺院の燃ゆる葉を見つつ、郷土話や昔話の雰囲気を求めて
遠い記憶の小旅行に出かけてみるのも、淡路島の秋の楽しみ方のひとつですよ。
ちょっと、おじさん臭いですか(笑)
でもおススメです!!