先日、千葉県の中学校が淡路島へ、総合学習の一環として瓦の体験学習に来られました。
島内の7つの製造元へ班ごとに別れ、弊社には3名の生徒さんが来てくれました。
淡路瓦の下調べをし、鬼瓦について勉強したいとのことで、
生徒さん自身が弊社を選んでくれたそうです。
午前中は工場内を見学しながら、製造工程や鬼瓦のことなどを説明させていただきその後、質疑応答。
事前に勉強されただけあって、様々な疑問点があったようでたくさんの質問をしてくれました。
(弊社会長による瓦の歴史などの話を聞く3人。最初はちょっと緊張気味でした。)
(会長、社長が工場内をご案内)
(鬼師の仕事に見入っていました)
午後からは、実際に粘土で瓦作りの体験をしていただきました。
石膏型でフクロウ、カエル、家紋を作り、それぞれ好きなように
アレンジし、オリジナルの飾り瓦にしてもらいました。
(最初は爪に粘土が入るのを気にしていましたが…)
(次第に手や服の汚れも忘れて作業に没頭していました!)
彼女たちは、これまで屋根や瓦を見ることも、
気にしたこともなかったそうですが、
今回の体験学習を通じて少し和瓦の屋根を見てみよう
という気持ちになってくれたようです。
また「瓦廊 TATSUMI」の展示品を見て、
「え!これも瓦?瓦でいろんな物が作れるんですね!」
と驚かれていました。
見て、触れて、体験していただくことによって、
淡路瓦に興味を持っていただけたことは私たちにとって大変嬉しいことです。
今回3名の生徒さんが作った作品は焼きあがり次第お送りさせて頂きます。
楽しみに待っていてくださいね!