再び今井町のことです。
ここの町屋は重要文化財に指定されている建物が沢山あります。
元々商屋だった家屋に多く、
漆喰で描かれた紋がよく目に付きました。
これは豊田家住宅。
もとは材木商の所有で大名貸しや藩の蔵元を務めた豪商だそうです。
白壁に「木」の字の意匠が見られます。
庇の下を漆喰で塗り籠めているのがこの町の特徴だと聞きました。
豊田家住宅で気になったのがこれ。
瓦ではなく漆喰で唐獅子付の鬼が作られていました。
すごい!
漆喰の意匠の数々を見て、日本の伝統文化、技術って
本当に素晴らしいものだと改めて感じました。