IBUSHI GALLERY 瓦廊

兵庫県伝統的工芸品『淡路鬼瓦』指定窯元 株式会社タツミのブログ

龍の露盤(2)

2008年08月20日 | 飾り瓦について
以前お伝えした龍の露盤です。

 

古瓦を見本に製作するのですが、一部無いパーツや
朽ちて分かりづらいものも多々あります。
その辺は鬼師の経験と感が物を言います。

古瓦をじっくり眺め、想像し製作していきます。



焼成後…

露盤の屋根部分。


この上に、覆鉢をのせ、さらに受花、宝珠ものります。
             

屋根の下には龍が泳ぐ胴が二面。





もう二面は蓮の模様入りです。

全部で10個のパーツからなるため、
ここで全て組むことは出来ませんでした。

屋根の上でどんな風に佇んでいるのかとても気になるところです。

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