以前お伝えしました鼓状の瓦。
何を作っていたかと言いますと…、
正解は打ち出の小槌でした。
塀用の飾り瓦としてよく使われますが、今回はおわん上に飾るとのことで、レギュラーの形とは違うこの形状で製作というご依頼でした。
屋根から打ち出の小槌を振り下ろしている感じになります。き . . . 本文を読む
只今鬼師が製作中の瓦は、棟の両端に据えられる飾り瓦です。分かりやすく言うと、シャチホコのような感じに取り付けられるもの。 これまでも書いてきましたが、浪の模様には火除けの願いが込められています。 今回も古瓦の写真を見ながらの復元製作のご依頼です。復元なので、当然何十年も前の職人さんが作ったデザインなのですが、よくある浪模様とは違って、スッキリと現代的な感じがして個人的にはとても気に入った形です . . . 本文を読む
今日も別注の飾り瓦のご紹介です。
今回は棟の両端に据えられる瓦の復元のご依頼でした。
お城に見られるシャチホコと同じように取り付けられます。
勢いよく立つ浪を表現した瓦。
これも昨日の鬼瓦と同様、火除けの意が込められている飾り瓦です。
この浪の勢いできっと火の気も吹き飛ばすはず!?です。
あ、でもやっぱり火の元にはご用心を。
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別注製作の瓦です。
あらゆる願いを叶えてくれる宝珠と、
それを受ける受け花です。
これらは露盤の上に据えられるもので、通常は土台になる露盤とセットで
製作するのですが、今回は上の飾り部分のみのご依頼でした。
上の飾りが銅製(火焔宝珠など)で、下の土台だけを製作するという
依頼はよくあるのですが、宝珠と受け花のみの製作は珍しい?かな。
屋根に上がった時の露盤の大きさとのバラ . . . 本文を読む
唐獅子の修理が完成しました。
修理前。
はめ込み式の尻尾だったようですが、
どこかへ落ちてしまったのか、
それとも割れてしまったのか…、
尻尾がない状態で運ばれてきました。
元の形は分かりませんが似合う形を思い描き
尻尾だけを新たに製作しました。
修理、再焼成後。
新しい尻尾がついて獅子も喜んでるように見えます!
その他の細かい傷や欠けた部分も修復しました。
新 . . . 本文を読む
別注製作の菊の隅蓋です。
こちらは古瓦の写真を元に鬼師が復元製作しました。
かなり上向きの菊の花です。
上から見るとなんか可愛らしいです。
空に向って羽ばたいているようにも見えます。
ちなみに弊社のレギュラー品の菊の隅蓋はこちら。
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今日はレギュラー製品のご紹介です。
隅巴蓋(すみともえぶた)、瓦と瓦の接点を覆うために使われる瓦で、
このおわんの上に、唐獅子や菊、牡丹、七福神
といった飾りをつけてよく使われますが、
このようなシンプルなおわんを使う事もあります。
この仕事を始めて、最初にこの瓦を見たとき、
この穴と線が目と眉に見えて仕方ありませんでした。
職人が遊び心で顔みたいにしているに違いない!と。
でもこれらの . . . 本文を読む
今日の別注飾り瓦。
大黒様や一寸法師でお馴染みの
打出の小槌がそのまま乗った塀用の飾り瓦です。
一振りすれば金運や願い事が叶うというとってもめでたいアイテム!
鬼瓦等にもよく小槌がついた瓦があります。
こちらの現場では、小槌の飾りだけでなく
宝船も据えられるそうです!
こちらも角度違いのため、別注製作させて頂きました。
いぶし瓦の豪華な縁起物で家内繁盛!
となることを願っています。
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ギャラリー瓦廊では癒し系キャラとして人気の高かった瓦の猫
現在はお客様のお宅でその可愛い姿を披露しています。
さて、工房では鬼師が新たな癒し系の猫を製作中。
今回はさらにパワーアップ?しています!
ではご覧下さい~。
何だか幸せそうな顔をしていますね~。
思わずタプタプしたくなる首。
かなりメタボってます。
弛んだ首周りも然ることながら、やはり後姿がポイント。
思わず触り . . . 本文を読む
以前お伝えした龍の露盤です。
古瓦を見本に製作するのですが、一部無いパーツや
朽ちて分かりづらいものも多々あります。
その辺は鬼師の経験と感が物を言います。
古瓦をじっくり眺め、想像し製作していきます。
焼成後…
露盤の屋根部分。
この上に、覆鉢をのせ、さらに受花、宝珠ものります。
屋根の下には龍が泳ぐ胴が二面。
もう二面は蓮の模様入り . . . 本文を読む