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ビジネスにも料理にも役立つ“ネタ”が満載!社労士・診断士のコンサルタント立石智工による経営&料理ヒント集

[マネジメント] 仕事の楽しみ方

2005-06-17 | マネジメント
同じような中身の仕事をしていても「気が乗る」時と「気が乗らない」時があります。生来「めんどくさいこと」が大嫌いな私としては、気分一つで仕事のスピードが3倍は変わってしまうので、なんとか「楽しく(≒楽に)仕事をしよう」ということばかり考えていたりします。

仕事が一番辛く感じるのは「仕事に追われている」時です。「やらなきゃいけない」「何とかしなきゃいけない」と感じると、もうそれだけで滅入ってしまいます。逆に「仕事を追っている(=やりたいことをやっている)」時は、仕事が楽しくて仕方がありません。つまり、仕事を楽しむには「仕事を追っている」状態を積極的に作ってしまえばいいのです。

では、どうすれば「仕事を追って行く」ことが出来るのでしょうか?それには「毎朝、その日(その時)にやることを自分で決めてしまう」ことにつきます。

まず、朝一の段階で、予め「今日はこれだけやっちゃおう!」と決めてしまいましょう。今日やることを決めたら、次には仕事の大小関係なく紙にリストアップしてしまいます。このときのポイントは「今日中にやれそうなことだけを書くこと」と「あくまでも自分がやること(例:お客様への電話を10件かける)を書き出すこと」の2点です。

リストに書き出したら、あとはそれを片っ端から進め、片付いたところでハンコやチェックを入れていきます。そうすると、不思議なものでチェックがつけばつくほど「片付けた感」が沸いてきて、「仕事したな~」という気になっていくのです。

もちろんお客様からの急な依頼や予定外の仕事が入って予定通り進まない日もあります。そんなときは、次の日ぐらいなら持ち越しても構わないでしょう。大切なのは「やりたいこと」と「やったこと」を見える化して、自分で納得できる仕事をすることなのです。

例えお客様のお願いだとしても、人に決められた仕事を楽しむことは困難です。自分で自分の仕事を決める、すなわち「仕事を攻める」ことが、仕事を楽しむ最大のコツです。「仕事が忙しい、追われている」と感じるときほど、ぜひお試し頂きたいと思います。

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